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念願の王座出場へ!全員でつかむ出場権ー関東大学アーチェリーリーグ戦 男子1部第1戦

2023年4月16日 夢の島公園アーチェリー場

各大学出場者のうち、上位6人の個人得点の合計点を競う大学対抗リーグ戦。今年度1部復帰を果たした中大は「チームとしての実力を完全に発揮できたわけではないかもしれない」(山中大樹 総4)としつつも全員の力で得点を積み重ね、12大学中5位となる3516点を記録した。5位までに与えられる全日本学生王座決定戦(以下、王座)出場圏内で第1戦を終え、23日に行われる第2戦に向けて弾みのつく結果となった。

▲個人的には「自分の実力を出せた」と語った山中(大)

練習試合を重ねて迎えたリーグ戦の舞台。今年度副主将を務める由良駿太郎(経3)は「直前の練習試合で勝った相手に勝てれば王座出場も見えるのではないか」と考えてきたという。以前勝てた相手に勝てなかった悔しさも見せつつ、「5位という結果を残せたのはチームとして去年と比べてすごい進歩だと思う」と充実感をにじませた。

▲チーム内順位3番手の得点を記録した由良

そんなチームの雰囲気については「いい雰囲気」「最高」と選手たちから声があがるように、試合に出場しない選手の掛け声が響き、笑顔が見られるシーンも多かった。

▲矢取りから戻る山中(勇)と小川幸大(経2)

王座出場圏内という結果を残せたことは及第点としつつも、メンバーは次戦に向け気を引き締めている。山中勇人(法4)は「個々人の課題が残っているので、修正したい」、佐川航大(法3)は「改善点はみんな個人で分かっていると思うので、時間が限られた中でどれだけ一週間で改善できるかを意識したい」と語った。

王座出場圏外となる6位明大との差は35点。第1戦と第2戦の点数のより高い方が採用され最終順位が決定するため、油断は許されない。「気合とか勢いで点数が良くなる競技ではないので、いかにいつも通りでいられるかが点数を上げる近道」(山中(大))の言葉通り、第2戦はいかにチーム全員が本来の調子で臨めるかが鍵となりそうだ。1年間目標として掲げてきた王座出場へ、チーム一丸となって第2戦に挑む。

♦︎試合結果♦︎

5位(3516点)

鈴木駿介 613点、山中勇人 603点、由良駿太郎  582点

佐川航大  577点、山中大樹 576点、亀山航太郎 565点

 

(記事、写真:琴寄永里加)