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第1戦は悔しさ残る結果に 王座出場をかけ第2戦での巻き返しへ-関東大学アーチェリーリーグ戦 1部第1戦

2024年4月21日 夢の島公園アーチェリー場

今年度リーグ戦の第1戦が行われ、男子は6位、女子は9位という結果となった。最終結果が出る第2戦は今月28日に行われる。

 

【男子】
男子リーグ戦の第1戦が行われ、中大は合計3525点で12大学中6位という結果となった。次週に行われる第2戦との合計点により全日本学生王座決定戦(以下、王座)への出場校が決定するため、次戦での巻き返しが必須となる。

第1エンド終了時点では首位に立ち、前半終了時点で3位につけるという順調な滑り出しを見せたが、後半はチーム全体で思ったような射を見せられず、6位という結果に終わった。チーム内トップの点数を出した鈴木駿介(経4)は「ここまで練習で明らかだった体力不足が顕著に出てしまった」と振り返る。また、塚原悠(法3)はチームとして前半のいい雰囲気を継続できなかったことを反省点に挙げつつ「試合で満足がいくように練習で心がけてきたが足りなかった」と個人の射についても悔しさをにじませた。


▲今年度主将を務める塚原

王座出場を部全体の明確な目標とし、練習を積んできた中大。目安として掲げた3600点、さらには練習でのベストスコア3700点に照準を合わせる。王座出場権獲得ラインとなる4位との差は16点。昨年第2戦で逆転され逃した王座出場へ、「借りを返す気持ち」で臨む2戦目に向けどう調整、修正していくのかに命運がかかる。

 

【女子】
午後は途中雨が降る中、女子の部が行われ、中大は12大学中9位となる2137点を記録した。「悪天候やメンタルなど課題が見つかった試合」(小島佳菜子=商4)という言葉から悔しさが残る試合であった。

一方でチームの良かったところとして、小島は「2年生が最終的に上位の点数に食い込んでくれた」と述べた。今回は出場した8人のメンバーの内、木原凛(文2)、熊谷瑶佳(文2)、畑上桃子(法2)と3人が2年生で構成されている。大学からアーチェリーを始めた3人が戦力として活躍するまでに成長したことは、チームにとって大きな力になっただろう。


▲4年生としてチームを引っ張る小島

来週の第2戦に向けて小島は「各自ができる精一杯をしていきたい」と力強く語る。リーグ戦に向けて合宿や練習試合で試合経験を積んできた中大。そうした練習の成果を十分に発揮して、来週は巻き返しを狙いたいところだ。

男女共に目標として掲げる王座進出に向けて、洋弓部の戦いは続く。

 

◆試合結果◆

男子-6位 3525点
鈴木駿介 615点、石井佑治(経3) 603点、小川幸大(経3)581点
中井隆志(国情3)579点、塚原悠 574点、島田祥 573点

女子-9位 2137点
森原萌楓(総3) 544点、木原凜 540点、熊谷瑶佳 535点、小島佳菜子 518点

 

(記事、写真:琴寄永里加、田中のぞみ)

 

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