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1部復帰戦で初戦筑波大に勝利!!─関東大学バドミントン春季リーグ戦 対筑波大

2024年4月27日 神奈川県・日本体育大学健志台キャンパス

秋季リーグ戦で2部優勝し、春季リーグ戦で1部に復帰した中大。今回の春季リーグ戦は大混戦であると予想されているが、初戦の相手は強敵筑波大。バドミントンのリーグ戦はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合行われる。

第1シングルスに出場したのは、殷昊羽(商1)。初めてのリーグ戦で1年生ながら第1シングルスに抜擢された。出だしから勢いと迫力のあるプレーで試合の流れを掴み、1セット目を21-15で先取。続く2セット目を17-21とあと一歩のところで落とし、フルセットにもつれ込むも最後は粘りをみせ21-19で取り返し、春季リーグ戦初戦を勝利でおさめた。試合後、殷は「相手は格上の選手だったので、もちろん勝つ気持ちでいたんですけど、向かっていく気持ちでやって、結構調子が良かったみたいで勝つことができたので、チームにいい流れを作ることが出来たと思います」と1年生ながら頼もしい姿をみせた。

▲1年生で堂々たるプレーをみせた殷

第2シングルスには、深井俊椰(商3)が出場。1セット目を相手に主導権を握られ17-21で落とすも、2セット目から切り替え21-8で取り、完全にこのゲームを自分のものにした。フルセット目も勢いそのまま21-17で取りきり、筑波大相手に連勝。勝利に王手をかけた。

▲第2シングルスを制した深井

続く第1ダブルスには、小野泰平(商4)・森川翔暉(商2)ペアが出場。1セット目を21-17で先取すると、相手もあと1勝で負けが決まってしまうところで2セット目を取り返しセットカウントを振り出しに戻される。迎えたフルセット。小野・森川ペアはセットの折り返しとなる11点でのインターバルを先に取ると、森川が前衛に入り、小野が後衛で後ろからスマッシュを決めるという得意とする形で攻めの姿勢で得点を重ねスコアを21-14とし勝利。勝利に王手がかかる中での試合で小野は「死ぬほど緊張した」としたうえで「1回負けている相手だったので、チャレンジャーって感じでやれたのが逆に良かったのかなと思います」と話した。フルセットにもつれ込む大激戦を見事勝ち切り、春季リーグ戦初戦の筑波大戦をストレートで勝利を飾った。

▲フルセットにもつれ込む激戦を制した小野・森川ペア

第2ダブルスには、主将の安保瑠城(商4)・深井俊椰(商3)ペアが出場。深井は第2シングルスに続き本日2回目の出場となる。1セット目を19-21とあと一歩のところで落としてしまう。2セット目は落ち着いてポイントを重ね21-12で取り返すも、フルセットで相手に及ばず、14-21で敗戦を喫する。

▲第2ダブルスに出場した安保・深井ペア

最終第3シングルスに出場したのは、小林遥輝(商3)。序盤から相手にリードされる展開で1セット目を15-21で先取される。2セット目は先にインターバルを取るも、後半相手に巻き返され、16-21で惜しくも敗戦となった。

▲第3シングルスに出場した小林

春季リーグ戦初戦を勝利で飾った中大。2部からの復帰戦で存在感を示した。主将の安保は「大きく言うと優勝で、最低でも1部残留。もしくは3位以内ってところを様子見ながら目標にしていきたい」と語った。まだ春季リーグ戦は始まったばかりで、あと4校と戦う。初戦を勝利し勢いにのっている中大のこれからのプレーに注目だ。

 

◆試合結果◆
〇中大 3-2 筑波大●

1S ○殷2-1永渕●
2S ○深井2-1川島●
1D ○小野・森川ペア2-1永渕・中村ペア●
2D ●安保・深井ペア1-2野口・安保ペア○
3S ●小林0-2山岸○

 

(記事:髙橋若夏、写真:水﨑菜花・髙橋若夏)

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