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1部返り咲きへ好発進 リーグ戦開幕2連勝!ー関東大学春季リーグ戦男子2部 対神奈川大・専大

4月27・28日 日本体育大学健志台キャンパス 米本記念体育館

3年前にインカレ優勝、一昨年もインカレ3位と強さを見せてきた中大バトミントン部。しかし昨年は苦戦を強いられ、昨秋遂にリーグ2部降格という悔しさを味わった。再び大学バドミントン界の強豪へ。まずはリーグ1部復帰へ中大バトミントン部が新たな船出を切った。

一昨日行われたリーグ戦初戦の相手は神奈川大。勝敗は試合カウント2-2で第3シングルスまでもつれ込む接戦となったものの、中川正麻(法3)がしっかりと勝ち切りリーグ初戦を勝利で飾った。

中大のリーグ2戦目の相手は専大。一昨日の良い流れに乗りたい中大は昨日も第1シングルスで佐藤雄輝(商3)がチームに勢いを与える試合を見せた。「1試合目で良い流れを作ることが大事」と、佐藤は終始相手を圧倒し第1ゲームを21-9、第2ゲームも21-6とストレート勝ちを収めた。▲スマッシュを決める佐藤

第2シングルスの辻凌也(商2)も気迫のこもったプレーを見せる。途中、自身のミスで相手に得点を奪われゲームを落とす場面もあったが、辻は相手のスマッシュを粘り強く拾い確実に得点を積み重ねる。最終ゲームは試合の主導権を握り2-1で相手を下した。▲気迫のこもったスマッシュを打つ辻

リーグ開幕2連勝に王手をかけた中大。第3試合は第1ダブルスの斉藤結一(文3)・柴田陽登(法2)組。二人は序盤テンポよく得点を重ね第一ゲームを先取。しかし第2ゲームは一進一退のシーソーゲーム。「今日は途中追い上げられたなか2ゲームで勝ち切れたことが良かった」(柴田)と語るように、ゲーム後半には斉藤のスマッシュが決まりゲームカウント2-0で勝利。チームの2連勝を決めた。▲リーグ2連勝を決めた斉藤・柴田組

第2ダブルスでは山内恭弥(経2)・滝口友士(商1)組が、第3シングルスでは石澤樹(経1)がそれぞれリーグ戦初勝利を収め、専大相手に試合カウント5-0のストレート勝ちをおさめた。▲スマッシュを決める滝口(左)・山内(右)組
▲リーグ戦初出場初勝利を飾った石澤

1部復帰へ幸先の良いスタートを切った中大バトミントン部。古屋樹主将(商4)は「チームの雰囲気は良い。明日以降も気を引き締めてチーム一丸となって頑張ります」と語るようにリーグ戦はまだ始まったばかりだ。「強豪中大復活」への1歩となる最速での1部復帰へ。中大バトミントン部は突き進む。

コメント
西山博司監督
――今日の試合を振り返って
しっかりと勝ち切れてまずは良かった。明日の東海大戦が前半戦の一つの山になる。気を引き締めていきたい。
――今後の課題や目標は
チーム全体としてまずは1部に上がるっていう気持ちはあるが、上がるだけじゃ実際はだめなので、そこでどうやって戦うかということを考えなければいけない。正直今の状態では上がっても戦いきれないというのが正直なところ。まだまだパワーをつけたり動きを早くしたりというところが課題として残っている。

斉藤
――今年から2部での戦いとなるが
今日はしっかり全勝で勝てたのはチームとしても良かったと思う。2部といってもどこの相手も力はあるし拮抗していると思う。明日以降も絶対に負けられない。個人としても第一ダブルスで全勝してチームの勝利に貢献できるよう頑張る。

◆試合結果◆
〇中大3-2神奈川大●

1S〇佐藤2-0中川●
2S●古屋主将0-2須永〇
1D〇斉藤・柴田組2-0金城・横田組●
2D●山内・滝口組0-2中川・須永組〇
3S〇中川2-0寺澤●

〇中大5-0専大●

1S〇佐藤2-0小野里●
2S〇辻2-1米山●
1D〇斉藤・柴田組2-0渡邊・五十嵐組●
2D〇山内・滝口組2-0坂東・杉山組●
3S〇石澤2-1鈴木●

記事・写真:中大スポーツ新聞部