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植田公式戦初勝利・古賀公式戦初本塁打 2桁得点で勝ち点獲得ー東都大学野球春季リーグ戦 対駒大三回戦

4月23日 神宮球場

チーム 123 456 789 RHE

駒 大 000 100 002=341

中 大 302 120 20X=1090

[中]皆川、植田ー古賀
[駒]竹本、山本、浪岡、平嶺、上野、小川ー鈴木、前田
[本]〈中〉古賀(3回、2点)〈駒〉山ノ井(9回、2点)

◆スタメン◆

1[一]内山 京祐(文3=習志野)
2[中]五十幡亮汰(法3=佐野日大)
3[右]森下 翔太(商1=東海大相模)
4[二]牧  秀悟(商3=松本第一)
5[指]倉石 匠己(経3=東海大市原望洋)
6[捕]古賀 悠斗(法2=福岡大大濠)
7[三]坂巻 尚哉(経3=千葉経済大附属)
8[左]大工原壱成(商4=桐光学園)
9[遊]石田 瑛平(商2=習志野)
P   皆川 喬涼(法2=前橋育英)

 


▲9打席ぶりのヒットを放った大工原主将。貴重な追加点となった

勝ち点獲得をかけた三回戦。中大は1回、打線がつながり3点のリードを奪うと、3回に古賀の中越本塁打で2点を追加。4回に押し出しで1点を許すも、リリーフ植田健人(経2=興国)の好投で危機を脱する。勢いに乗った中大は4回にルーキー森下、5回にキャプテン大工原の適時打で点差を広げ、7回に相手の失策もありダメ押しの2点を追加。9回に駒大が粘りを見せるも、最後は植田が連続三振に取り、今季初の2桁得点で見事勝ち点を手にした。


▲古賀は2点本塁打で流れを引きよせた

打撃快調で開幕戦から打順を二つあげた古賀。待ち望んでいた公式戦初本塁打に「初めてなので嬉しいです」と目を細めた。「4回に植田が流れを持ってきてくれて、ベンチももっともっとって盛り上がった」と守備からのいい流れを感じていたという。「バッティングが上がってきているので、それが守備にもいい影響が出ている」と守備も打撃も猛スピードで進化を見せている。


▲好リリーフの植田

今日は植田にとっても公式戦初勝利と嬉しい日になった。練習ではストレートのキレを磨いてきたという。「目指すのは135㌔でもファウルを取れるストレート。東洋一回戦でリリーフしたときにもしっかりストレートでファウルが取れていたので、自信を持ってできている」と春季開幕から成長はめざましい。清水監督も「ナイスピッチングだね。投手陣は競争だから先発も全然あると思う」と期待を寄せている。


▲先制点となるタイムリーを放った倉石

駒大二回戦では起死回生の一打を放った倉石。「チャンスで自分に回ってくることは想定していた」と初球から思いきりバットを振るった。「前の試合のHRからいい内容でしっかり振れている」と手応えを感じているようだ。

勝ち点獲得でまたひとつ「逆襲」へ近づいた中大。上位争いに加わるには、次に控える立正大戦も落とすわけにはいかない。勢いそのままに、勝ち点を連取したい。

◆コメント◆

大工原主将

(勝ち点)今日の試合は、前半の山場だと思って臨んだ。結果的に初回繋がって3点取れたのが大きかった
(次に向けて)ここまでは打撃陣が好調で点が取れているので、今後力んで空回りすることが無いようにいい意味で何も変えず、今まで通りでいきたい

古賀

(去年と比べて今シーズン)まだ完璧にはリードできていないので、守備が良くなればもっとバッティングも良くなると思う。自分の成績よりも、キャッチャーとしての役割を大事にしていきたい
(次に向けて)中大はあとははい上がっていくだけなので勝ち点をとりたい

植田

(初勝利)まさか今日取れると思っていなかったのでうれしい
(リーグ戦戦ってきて)自分はベンチ入りギリギリのところから春始まってるので、1つのチャンスをつかもうと思ってやっている。あまり緊張するタイプでもないので楽しみながら、強気にしっかりコントロールができている結果が出ている

倉石

(次に向けて)
指名打者としてでているけど、守備中も自分が出ているつもりで集中力を切らさずにやっている。次も試合に出たら初球から強くいって結果を出して、もっとチームに貢献したい

清水監督

(勝ち点)取れてよかった。打線もよくつながったし、たくさん点を取ってくれた
(采配ズバリ)倉石、古賀、坂巻みんな結果出してくれてよかった。坂巻はOP戦からサードの練習してました

◆試合結果◆

〇中大10-3駒大●(2勝1敗)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部