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攻撃も守備も好調!リベンジを果たし勝利!ー全日本学生ハンドボール選手権 対早大戦

2023年11月6日 函館アリーナ

インカレ3戦目を迎えた。相手は秋季リーグに敗戦を喫している早大。前半から連続得点を重ね、加えてキーパーの好セーブが戦力を上げて中大の流れを作ると19-13で前半を折り返す。後半も中大は主導権を譲らず、チャンスの場面ですかさずシュートを決め、そのまま試合をもちこし、37-31と大差をつけて勝利。ベスト4進出を決めた。

▲試合前の選手たち

中大ボールで試合は開始し、エース泉本心(法3)が開始1分以内に連続でシュートを決め、中大が先制。その後、秋季リーグと同様に早大の固いディフェンスがはばかるも、上山陽平(総政4)らのサイドシュートが光り、得点を重ねた。また、キーパー野上遼真(総政4)の好セーブで相手に得点を許さず、一時は5点差をつけた。世界大会に出場している泉本へのマークはやはり徹底されている中でも、泉本は相手のディフェンスをぬって力強いシュートをきめ、得点を量産。前半28分にはゴール手前にいた高橋侑吾(文3)が巧みなパスで池間飛勇(文4)にボールをつなぎそのまま、爽快なシュートをきめ相手を圧倒させ、19-13で前半を折り返す。

▲好セーブした野上

迎えた後半。早大ボールで開始するも、近藤ダノベン優一郎(法2)のディフェンスで中大にボールがまわり、ノーマークで上山がシュートを連続で決める。開始2分で7㍍スローのチャンスの場面でまたもや上山が登場し、シュートを成功させ、連続で3得点する。ここでディフェンスの蔦谷日向(法3)が相手との接触で膝を痛めてしまい、交替で中島大智(法1)が投入され、出場1分でディフェンスのさなか得点を決める。その後、相手に連続で速攻を決められ2点を許すも、すかさず伊禮雅太(法4)の豪快なシュートをきめ、後半12分~13分にはキーパー野上が連続で相手シュートを止め、点差を近づけさせない。中盤からは長谷川惣唯(法1)、藤川淳(法1)ら下級生が活躍しリードしたまま試合は進み、37-31で試合終了。秋季リーグ戦のリベンジを果たした。

▲シュートを決める中島

伊禮颯雅(法2)は「ひとりひとりのリベンジするぞという思いがプレイに変わってみんなが同じ気持ちでプレーできた」と今試合を振り返った。特にキーパー野上が能力を発揮し、今試合だけで13回止めるという好セーブを見せ、戦力に貢献した。次戦は昨年準決勝で対戦した大阪体育大学。次戦も中大のハンドボールを存分に見せ、日本選手権大会への切符を勝ち取ってほしい。

試合結果◆
〇中大37(19ー13、18ー18) 31早大●

お知らせ◆
次戦は11月7日(火曜日)に函館アリーナで行われる対大体大戦です。

(記事:山﨑あきこ 写真:小幡千尋、片岡芹菜)

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