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延長10回裏に逆転サヨナラ勝利で今季初白星。シーソーゲームを制するー東都大学野球春季リーグ戦 対青学大1回戦

2022年 4月12日 明治神宮球場

チーム 12 3  456  789 10 =RHE
青学大 400  210 000 1=8111
中 大 330  10   000 2×=9121

[中]石田裕、三奈木、山口、西舘、岩本ー高橋、山田
[青]児玉、秋山、常廣、下村ー佐藤英、小鷹
[本]<青>小廣(4回2点)、山中(5回1点)

◆スタメン◆

1[左]齋藤未来也(商4=関東第一)
2[二]繁永  晟(商1=大阪桐蔭)
3[右]森下 翔太(商4=東海大相模)
4[一]北村 恵吾(商4=近江)
5[遊]石井  巧(文3=作新学院)
6[捕]髙橋 隆慶(文3=明秀日立)

7[中]皆川 岳飛(経1=前橋育英)
8[指]根岸 拳心(経1=関東学園大附属)
9[二]中前 裕也(法3=浦和学院)

P   石田裕太郎(経3=静清)

 

開幕2連敗で是が非でも勝利を手にしたい中大。試合は序盤からお互い点を取り合う乱打戦となるも、中盤以降は西舘勇陽(法3=花巻東)の好投もあり、うって変わっての投手戦となる。もつれた試合は延長10回に青学大のパスボールで決着。中大が見事、今シーズン初勝利を手にした。

78FE00AF-8DBD-41D9-AAB2-32D0EF3CF1BC-1024x683.jpegタイムリーを放ち雄叫びをあげる石井

序盤は乱打戦となった。中大の先発は安定感が売りのエース石田裕。しかし初回にいきなり4点を失う苦しい立ち上がりとなる。3連敗も頭をよぎる中、「1点ずつと言う気持ちが大切」と清水監督。その言葉通り、その裏先頭の齋藤未がが四球で出塁すると、北村、皆川の適時打ですぐさま3点を返す。

反撃は続く。2回「チームを勝ちに導けるような一打を打ちたい」と話す頼れる主将、北村が再び適時打を放つと続く石井も適時二塁打でこの回、3点を追加し逆転した。

2046899A-3B4C-45A3-B786-318B42491EA1-1024x682.jpg試合の流れを変える好投を見せた西館

取って取られてのシーソーゲームが続いた後の6回、中大は西舘がマウンドへ。4回、5回と本塁打を浴び、ピリッとしない展開が続いていた中で西館の力強いストレートが試合に緊張感を与える。ここまで乱打戦が続いていたが、西館が4イニングを無失点で抑えると、リリーフでマウンドに上がった常廣(青学大)も好投し、試合は延長戦に突入する。

498D1A47-F4AA-48F9-85A9-65B54B082C1F-1024x683.jpegサヨナラ勝利でベンチから飛び出す選手たち

延長10回、無死一二塁から始まるタイブレークで、岩本大地(法3=石岡第一)が1点に抑えるとその裏、繁永の犠打の処理でミスが出て、無死満塁とチャンスを広げると森下が押し出しで同点。続く石井には相手捕手がまさかのパスボール。サヨナラで延長10回までもつれ込んだ激戦を制した。

試合後、「キャプテンになって2連敗でスタートし、どうやったらチームが勝てるか考えてきた中で今日勝てたのは素直に嬉しく、ホッとしている」と北村。10回に登板した岩本は嬉しい大学初勝利。勢いそのままに明日も勝ち、勝ち点を手にするはずだ。

◆試合結果◆
中大9×-8青学大(中大1勝0敗)

(記事:竹内賢心、カメラ:鈴木佐和、杉浦瑛俊)

お知らせ

次戦は4月13日、14時から神宮球場にて行われる対青学大2回戦です。