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1巡目最終戦!一進一退の攻防で一時リードも最終Qで逆転許し敗れる ー第99回関東大学バスケットボールリーグ戦 第13節対江戸川大

2023年10月9日 アダストリアみとアリーナ

秋リーグ1巡目最終戦となった今試合。相手には江戸川大を迎える。アダストリアみとアリーナでの3連戦では、初戦の強豪・専大戦を白星で終えて好スタートを切るも、続く神奈川大戦では敗北を喫した。この試合で勝利をつかみ2巡目につなげたい。

スターター

#0樋口蒼生(文4)、#2内尾聡理(商4)、#11オヌ太郎(商3)、#22島﨑輝(商2)、#25西村慶太郎(経3)

第1クオーター(Q)、江戸川大ボールからスタート。中大は序盤から#11オヌらが積極的に攻めるも、なかなか得点につながらない。対する江戸川大は連続得点でリードすると、そこから3点シュートなどで点差を広げる。しかし1−9になったところで中大が取ったタイムアウトを境に、#0樋口の3点シュートから始まり、#2内尾も速攻を阻止した後に3点シュートを決め勢いづく。江戸川大の留学生に苦しめられる場面が多く見られるも、交代で入った#15坂口大和(商1)、#16栃木俊亮(商3)の得点もあり、18−27で第1Qを終えた。

第1Qタイムアウト後の流れをつくった#0樋口

第2Qスタート直後は、#16栃木のファールや江戸川大の3点シュートと流れに乗れない中大だったが、#15坂口がフリースローを含む計5得点を連続で挙げ、5点差まで縮めると#16栃木や#77宮内柊人がこれに続き連続得点。わずかに1点差のところまで迫った。その後は江戸川大が負けじとリードを広げにかかると、中大が再び1点差に戻す互角の戦いに。終盤#60蒔苗勇人(商4)の3点シュートで一時同点に追いつくも、江戸川大も3点シュートで取り返し39-42で前半を終えた。

第3Q序盤、江戸川大ファールによる#25西村慶太郎(経3)のフリースローで1点を得ると、その後#60蒔苗の得点で再び同点に。直後に江戸川大が3点シュートを決めるも、#0樋口が3点シュートで同点に戻すと、ここで#25西村のバスケットカウントが決まり、ついに中大がリードを奪う。流れをつかんだ中大は#60蒔苗の3点シュートや#77宮内、#13小川翔矢(法3)、#11オヌの活躍で一気に点差を広げ、58-53と中大リードでこのQを終えた。

▲逆転バスケットカウントを決めた#25西村

最終第4Q、リードを守り切りたい中大。開始直後に#0樋口が3点シュートを決め、第3Qの勢いそのままのように見えたが、江戸川大が次第に点差を縮め始める。焦る中大はファールが目立ち、フリースローを与える結果に。再び江戸川大にリードを許すと、その後は江戸川大ペースで試合が進み、中大はファールも辞さない強気のディフェンスで何とか攻撃の機会を得ようとするも、健闘むなしく70-79で惜敗に終わった。

「昨日からあまりリズムが良くなかったのが続いてしまった」と振り返った#2内尾

第2、3Qの得点を見ると21-15、19-11と中大の善戦の様子が見て取れる。しかしそれだけにリードを保てず最終Qで逆転を許した今試合は惜しかったと言えるだろう。#2内尾は「やはりリズムがあると思うので、仕方ない部分と自分たちの弱さが出ちゃったのではないかなと思います」と反省を語る。 

秋リーグ2巡目では、それぞれ7チームずつ上位と下位に分けられた二つのリーグで試合を行っていく。中大は今試合をもって1巡目を8位で終え、下位リーグで戦うことが決まった。2巡目の18・19節では、アリーナ立川立飛でのホームゲームも決定している。後半戦に続くリーグ戦で中大はどのような戦いを繰り広げるのか、選手たちの姿を今後も追っていきたい。

試合結果
中大70(18-27、21-15、19-11、12-26)79江戸川大○

(記事・写真:桑沢拓徒)

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