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リーグ初戦で前回王者に勝利!ー第98回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大1回戦

2022年8月20日 越谷市立総合体育館

リーグ初戦で勝利をして勢いをつけたい中大だが、相手は昨年のリーグ戦で優勝をした強豪東海大。終盤追い詰められた場面もあったが、総合力で74ー65で見事勝利を飾った。

スターター 

#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#28濱野裕稀(総4)、#42山崎紀人(商1)、#47吉田崇紘(法4)

第1クオーター(Q)は試合開始直後から中大ペースで進む。#28濱野の体を張ったプレーの得点から始まり、順調なスタートを見せる。中盤、東海大は主将の松崎が得点を重ね、流れを変えようと試みる。しかし#0樋口蒼生(文3)の積極的なディフェンスからのシュートで流れは渡さず、18-11とし第2Qに移る。

第2Qは#21渡部の活躍が一際目立った。3本連続の3点シュートや#47吉田への高難度のパスのアシストで点差を広げる。しかし、終盤はバスケットカウントや5ファールのフリースローを確実に決めてくる東海大に徐々に点差を縮められる。それでも前半終了時点で40-33とリードした状況で後半へ。

 

▲攻守で活躍が光った#47吉田

第3Qは互角に戦いを繰り広げた。#28濱野のスティールや#60蒔苗勇人(商3)の2本の3点シュート、#42山崎の華麗な2点シュートが決まる。一方、東海大も負けじと得点を重ねてくる。両者譲らず59-47と中大が一歩上回ったまま最終第4Qへ。

▲ディフェンスで大きく貢献した#28濱野

最終第4Qは東海大の猛追により今まで以上に緊迫した展開に。中大はファウルやスティールなどのミスを繰り返してしまい、残り3分で1点差にまで追いつかれ完全に東海大のペースになる。しかしその流れを変えたのはまたしても#21渡部。#21渡部がベンチからコートに戻ると確実に3点シュートを決め、その勢いに#2内尾も続いた。スタメンで出場した#28濱野や#47吉田、そして1年生ながら多くの時間出場した#42山崎の献身的なディフェンスも目立ち再びリードした状況に。そのまま試合は終了し勝利を収めた。

▲3点シュート4本を含む計20得点を決めた#21渡部

チーム内最多の10リバウンドを記録した#47吉田は「試合前から相手の強みであるリバウンドを抑えることをチームで確認していた」と話す。#28濱野も「泥臭く、プラン通りの試合ができた」と振り返った。

これからのリーグ戦に対しては「チャレンジャーとして全ての相手を格上だと思って挑んでいきたい」と意気込んだ。(#47吉田)

 

中大の快進撃はここから始まる。

 

◆試合結果◆

◯中大74(18ー11、22ー22、19ー14、15ー18)65東海大●

 

(記事:二村沙羅、写真:村上建太)