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早大との接戦を制し、9位決定戦へーオータムカップ2020 1部トーナメント 順位決定戦 対早大

10月24日 足立区スポーツセンター

前節の筑波大戦での敗戦から2週間、中大は早大との順位決定戦を迎えた。9位以下が確定しているとはいえ、インカレ・チャレンジマッチへ向け勢いをつけたい中大にとっては負けられない一戦だ。試合は序盤から均衡した展開となるも、最後は中大が底力を見せ、65―61で勝利した。

スターター

#2内尾聡理(商1)、#21渡部琉(商2)、#28濵野裕稀(総2)、#35清水宏記(総3)、#99古河ウェスリー(文3)

▲積極的なドリブルを仕掛ける#35清水

第1クォーター(Q)は両チームとも落ち着いた入りを見せ、均衡した状況となる。早大が2連続3点シュートを決め点差を広げにかかると、中大も負けずに#47吉田崇絋(法2)の高さを生かした好プレーなどで点差を詰めていく。そして残り1分を切ったところで中大が同点に追いつき、15―15で第1Qを終える。

第2Qは序盤18―25と早大にリードを奪われてしまう。しかしそれ以降は得点力のある#21渡部を中心に得点を重ねていくと、「リバウンドから得点に繋げることができた」(#99古河)と随所に古河の武器である「高さ」が遺憾なく発揮され、完全に中大の流れに持ち込む。第2Q終了までに36―26と10点差をつけ、試合を優位に進める。

▲十分に存在感を示した#99古河

第3Q、前半の勢いそのままに点差を広げていきたい中大だったが、序盤ミスが出るとそこから立て続けに失点。完全に早大ペースとなる。結局、第3Q終了までに49―46となり、点差を3点に縮められる。

迎えた最終第4Q。中大は1年生の#2内尾が3点シュートを決めると、そこから怒涛の攻めで60―48と点差を一気に広げる。対する早大も3点シュートを中心に追い上げを見せ、最後まで均衡する展開となるも、中大がなんとか逃げ切り65―61で勝利を収めた。

▲フリースローを決める#21渡部

「自分たちが準備してきたことと、相手が準備してきたことが両方素晴らしくて均衡したゲームになった」と#12樋口雄主将が話すように両チームがベストを尽くし、非常に価値のある一戦となった。この勢いのまま次戦の9位決定戦を迎えたいところだ。2日連続での試合となり、コンディション、スカウティングの面で不安が残るが、中大らしい自分たちのバスケットボールをすれば必ず勝利は見えてくる。

試合結果

中大65(15ー15、21ー11、13ー20、16ー15)61早大●

 

お知らせ

次戦の予定は以下の通りです。無観客試合となっております。

対戦カード

オータムカップ2020 1部トーナメント 9位決定戦 対神奈川大

試合開始時刻】

10月25日(日)12:00〜

開催場所

足立区総合スポーツセンター

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部