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最終戦を白星で飾れず 舞台はインカレへ-関東大学バスケットボール リーグ戦 対拓大

11月9日 国士大多摩キャンパス

8月下旬に開幕したオータムリーグもこの日が最終戦。22戦目の相手は2部優勝をすでに決め、中大とともに来季1部に自動昇格する拓大。首位拓大と2位中大の決戦。試合開始前にはBGMが流れるなど独特の高揚感に包まれ試合は始まった。

スターター
#3北村孝太(文1)、#12樋口雄気(商3)、#21渡部琉(商1)、#71沼倉壮輝(経4)、#99古河ウェスリー(文2)

第1ピリオドは#99古河が先制シュートを放つなど幸先の良い立ち上がり。スタートダッシュを切ったかに思われたがすぐさま拓大に逆転をされてしまう。その後は中大のミスを見逃さない拓大がゲームを支配。#35清水宏記(総2)の3Pシュートもあったが、18-29とあっという間に点差が10点以上に開いてしまう。第2ピリオドは中大が巻き返しを図る。#47吉田崇紘(法1)や#21渡部のシュートなど1・2年生が奮闘。点差を着実に縮め、40-42で第2ピリオドを終えた。

 

▲3Pシュートに2回挑戦し2回とも成功させた#35清水

第3ピリオドは開始早々#12樋口雄気(商3)のシュートで同点に追いつく。直後に勝ち越されたが#12樋口の劇的な3Pシュートで47-46と逆転。その後は点の取り合いでシーソーゲームとなり58-58で最終第4ピリオドへ。第4ピリオドも#21渡部のシュートで勝ち越すが、勝ち越しの時間はごくわずか。再び同点、そして62-64と逆転を許す。タイムアウト後、#2大﨑翔太(総4)のシュートで同点に追いつくが、鮮やかなシュートを2本連続で決められ流れは拓大へ。#45青木亮(文3)がシュートを連発するも及ばず、76ー83で敗れた。

 

▲この日チーム最多の14得点を決めた#12樋口

試合を終えて三上侑希主将(法4)は、「勝ちきれないと来年以降苦しい。インカレの期間までにもう1回勝ちきれるようにやりたい」と危機感を募らせた。12月のインカレでも1部リーグの強豪との対戦が予想される。昨年、1部リーグの厳しさを味わった中大。今リーグで見つかった課題を克服し、昨年のスプリングトーナメントでの快進撃をインカレで再現したい。

◆試合結果 ◆ 

●中大76(18-29、22-13、18-16、18-25)83拓大〇

お知らせ

1部昇格により、バスケットボール部は第71回全日本大学バスケットボール選手権大会に出場いたします。大会は12月9日(月)から15日(日)まで、エスフォルタアリーナ八王子と駒沢体育館で行われます。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部