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リーグ戦2連勝で全日本大会出場へ望みを─東都大学準硬式野球春季リーグ大会 対専大戦

2023年4月16・17日 スリーボンドベースボールパーク上柚木

 前回のリーグ戦から国学大を相手に2勝と好調なスタートを切った。少し間が空いた続く3戦目の相手は専修大学。全日本大会出場がかかる中で絶対に落とすことが出来ない一戦だ。

4月16日に行われた1戦目。先発のマウンドを任されたのはエースの石井竜弥(商4)。相手に適時打を打たれる場面があったものの、三塁まで進めることはなく、ほとんどのイニングを三者凡退に抑えた。6回まで相手に1点も許さないエースらしいのピッチングを見せる。

 打線の方も今日は絶好調だ。試合が動いたのは、3回表中大の攻撃。初スタメンの吉井愛斗(経1)がニ塁打で出塁すると、続く功刀史也(文3)も相手の悪送球で出塁。その後、相手投手が後逸する間に中大が先制する。その後も無死で中大の攻撃は続く。小林光誠(商4)の送りバント、山口剛大(文1)も四球を選び、岩井大和(経2)の適時打で2点目。佐竹秀也(商3)の犠打でさらに1点、高垣昴平(商3)の適時打でこの回一挙4得点と完全に試合の流れを掴んだ。5回表には、高垣の犠打と山崎大翔(商4)の適時打で2点、6回表は山口の適時打と相手のエラーが重なり一気に3得点。8回にも功刀の適時打、山口の適時打で2点追加し、11ー0と打線が爆発し、終始相手を圧倒した。

            ▲初スタメンで3安打の活躍を見せた山口

 7回以降はエース石井に代わり、7回裏を三浦凌輔(商1)、8回裏を萬谷大輝(商1)の新入生コンビが初登板ながら堂々のピッチングで無失点に抑え、試合終了。専大相手に大量の11得点、8回コールドで試合を終えた。

            ▲初登板で堂々のピッチングを見せた萬谷

 

続く4月17日に行われた2戦目。
先発は大山北斗(商2)。相手に出塁されるも、その後落ち着いてしっかり抑え5回無失点の立ち上がりを見せた。

4回裏の中大の攻撃。佐竹が安打で出塁すると、続く岩井がニ塁打、相手の投手のファンブルにより若林舜大(文2)が出塁、その間にランナーが戻ってきて先制。その後吉井、中森至(経4)の安打でさらに3点追加し、4ー0と有利に試合展開を進めていく。5回裏にも1点追加して5点リード。

                 ▲攻撃の起点を作った佐竹

大山の後マウンドを任されたのは、田中駿佑(商3)。6回7回を三者凡退に抑える完璧なピッチングを見せた。8回には萬谷、9回には三浦の両者とも3人で抑え、相手に1点も許さず、リードをしっかりと守りきり勝利を勝ち取った。

              ▲相手打線を完璧に抑える田中

試合後、小泉コーチは「結果勝ったんですけど、もう少しチームに必要なのは悪い流れを打破する力というか、点数が入らない状況の時にムードメーカーみたいな選手が必要じゃないかなというところは今日の試合をみてて強く感じた」と口にした。

次のリーグ戦は、前回大会の全日本大会王者日大だ。日大も中大も全日本大会の出場を決められていない。次の一戦が全日本大会出場を懸けた大一番。絶対に落とせない一戦、中大の全力で戦う姿に期待したい。

 

◆試合結果◆

4月16日

チーム 123 456 78=計

中 大 004 023 02=11

専 大 000 000 00=0

(規定により8回コールド)

4月17日

チーム 123 456 789=計

専 大 000 000 000=0

中 大 000 410 00×=5

 

(記事:髙橋若夏、写真:鎌田怜穂、菅澤澪生、小泉百萌子、井口縁、髙橋若夏)

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