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延長戦までもつれ込むも最後まで粘り切れず敗戦―関東地区大学準硬式野球選手権大会2回戦 対早大

2023年3月17日 一本杉球場

3月17日の学習院大戦の白星から迎えた関東大会2回戦。相手は六大学に所属する強敵早稲田大学。前回大会優勝校として、全日本大会の出場がかかる中で絶対に落とせない一戦だ。

先発のマウンドを任されたのは大山北斗(商2)。初回からいきなり相手にツーランホームランを打たれ、先制点を許してしまう。その後も3回に2点許し相手に4点リードされるという厳しい展開に。その後ピッチャーはエース石井竜弥(商4)に変わるも6回に更に1点追加され、6回表終了時中大の得点はなく5-0で試合は後半戦に。

              ▲先発のマウンドを任された大山

中大の打線が繋がりだしたのは6回裏、代打で起用された川満剛(文4)が初球を捉え、ニ塁打。代打でしっかり結果を出し、中大にとって待望の1点目。続く7回表では、中森至(経4)、相野七音(文2)の適時打と相手の悪送球で一気にこの回3得点。遂に最大5点あった点差は、1点差にまで詰め寄った。また石井は7回から9回まで相手打線をしっかりと0点に抑えた。

               ▲代打起用の期待に応えた川満

迎えた9回裏、ニ死まで追い詰められた中大は、功刀史也(文3)が四球で出塁すると、4番の岩井大和(経2)が魅せた。この場面でニ塁打を放ち、土壇場で同点に追いつく。今季絶好調の4番はここぞという場面でしっかりと役目を果たした。同点には追いつくももう1点が出ず、試合は延長戦に突入。10回表いきなり相手に打たれ、2点リードされる展開に。そして、10回裏中大の攻撃。小柳翼(商4)の送りバント、城航希(法3)が四球で出塁し、満塁と最大のチャンスを作るも、チャンスを生かしきれず、敗戦。最後は踏ん張り切れず、前回大会優勝の中大は関東大会2回戦で姿を消した。

                ▲同点タイムリーを放った岩井

試合終了後、小泉コーチは「完敗ですね。悔しいの一言です。」と述べ、「終盤での集中力っていうのは5-0から始まったので流石だなと思っている反面、序盤のところの攻撃で、1打席目、2打席目、パッとあげる場面があったのでそこについては、上位が打っているところで流れを変えるようなバッティングをして欲しかったなとは思います。」と話した。キャプテンの山崎大翔(商4)は「関東大会で負けてしまって、リーグ戦で優勝しないと全日本に行けないので、優勝で全日本決められるように一戦一戦頑張っていきたい。」とリーグ戦に向けて意気込んだ。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 789 10=計

早 大 202 001 000 2=7

中 大 000 001 301 0=5

 

(記事:髙橋若夏、写真:小泉百萌子、髙橋若夏)

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