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東海大に快勝!春季リーグ全勝まであと一戦! 東都準硬式野球春季リーグ 対東海大1回戦

2023年5月6日 スリーボンドスタジアム八王子

前日に優勝の歓喜に包まれたスタジアムにて春季リーグ最後の対戦相手は東海大。前日に大量得点で快勝した日大戦と違い、打線が繋がらない場面があったものの、4―0で勝利し春季リーグ戦全勝に王手をかけた。

先発ピッチャーはエース石井竜弥(商4)。「マウンドでは今日負けたくないという気持ちで打者に向かった」と語った石井。初回、東海大戦を三者凡退で抑え上々の立ち上がりを見せる。

▲5月4日の日大戦の反省を生かしエースらしい投球を見せた石井

試合が動いたのは2回。先頭打者高垣昴平(商3)がセンター方向へヒットを放つと、次の川満剛(文4)が相手の失策により出塁し無死一、三塁とする。続く主将山崎大翔(商4)が四球で無死満塁とし、前日の日大戦で活躍した小柳翼(商4)がライト方向への犠牲フライを打ち1点を先制する。

その後中大の打線は苦しい展開が続く。3回には松浦祥真(経2)と中森至(経4)の連続ヒットで無死一、二塁のチャンスを作り、その後犠牲フライで一死二、三塁とするも、スクイズ失敗により高垣が空振り三振、三塁走者が盗塁死で満塁のチャンスで1点も取ることができなかった。

5回にも功刀史也(文3)、松浦による連続安打、続く中森が四球を選び一死満塁のチャンスであったが山口剛大(文1)のショートゴロで三塁走者が封殺され、二死満塁となる。しかしその後牽制で山口が刺され追加点のチャンスを生かせなかった。

追加点のチャンスが訪れたのは7回。二死で功刀が四球を選び出塁。その後盗塁を成功させ二死二塁と追加点のチャンスを作った。そこでこの日3打数3安打と絶好調の松浦。「自分がチームの勝利に少しでも貢献できるように」と放った打球がライト方向へ伸び、東海大から1点をもぎ取った。

▲5打数4安打の好成績だった松浦

9回に先頭打者小柳が初球から打って中安打。続く相野が投手へのバントヒットで出塁。続く功刀もバントでいいところに打球を転がし、投手の野手選択の間に得意の足を生かして出塁。無死満塁のチャンスを作る。打者は7回に満塁のチャンスで牽制死され悔しい思いをした山口。打球はライト方向への大きなあたりとなり、2人の走者が生還。2点追加に成功し東海大を引き離した。その後裏に石井が東海大打線を三者凡退で抑え、東海大に4ー0で勝利した。

昨年は全日本大会でチャンスで点を取れず試合の流れを相手チームに渡してしまい準々決勝敗退で終わった中大。しかし今試合は二度追加点のチャンスを生かせなかったものの、試合の流れを相手に渡さず勝ち切った点は去年と大きく違う点と言えるだろう。成長し続ける中大準硬式野球部が今年も全日本大会に出場することができるのか、期待がかかる。

◆試合結果◆
〇中大 - 東海大●

チーム 123 456 789=計

中 大 010 000 102=4 

東海大 000 000 000=0

 

◆お知らせ◆
5月13日(日曜日)に行われた東海大2回戦で中央大学は勝利し、全勝優勝で春季リーグ戦は終了しました。次戦は6月ごろに行われる予定の全日本選手権予選会です。

(記事:菅澤澪生、写真:小泉百萌子)

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