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大澤が9回1失点の好投でチームを勝利へ導く!ー第61回関東地区大学準硬式野球選手権大会 対東海大

3月25日 上柚木球場

トーナメント形式で行われている本大会。先発した大澤魁生(商2)が9回を投げて1失点の好投を見せ、打線はバントを絡めた攻撃を仕掛けながら得点を積み重ね、東海大相手に5-1で勝利。ベスト8進出を決めた。

大澤は初回、先頭打者に中前に安打を打たれ出塁される。しかし、「冬の期間にしっかりやってきた」(大澤)というけん制で走者を誘い出してアウトにすると、後続も断ち切り無失点に抑える。その裏の中大の攻撃、1死一、二塁の場面で端岡陸(法3)がしっかり犠打を決めると、4番松元孝平(商3)の内野ゴロの間に三塁走者が生還し先制すると、続く5番の千葉隆誠(文1)が中前適時打を放ちさらに1点を追加。初回に2点を奪うことに成功する。2回には小谷魁星主将(文3)がスクイズを決め、1点を追加。その後5回にも得点を加え、試合を有利に進める。


▲スクイズを決める小谷主将

味方の守備も大澤の投球を支えた。大澤は6回まで2塁に走者を踏ませない投球を続けていたが、7回に1死満塁の場面を迎える。ここで打順が回ってきた東海大の5番松本が放ったセンター方向の痛烈な打球をセカンドを守っていた端岡が倒れこみながら好捕。見事、併殺打に打ち取りこの回を無失点で切り抜けた。8回に1点を失った大澤だが、9回まで投げ切り1失点の完投勝利。終始、安定した投球を見せた。


▲完投した大澤

「制球力のあるピッチング」を期待していたという池田監督。この試合で大澤が与えた四球はゼロ。「今年は(コントロールが)良くなった」(池田監督)。制球面での成長を感じ取れる試合となった。また、昨年の秋リーグ戦以降に変えた投球フォームについて大澤は「春までに仕上げてこれた」と語り、自信を覗かせた。「チームに貢献できるように頑張りたい」(大澤)。冬を乗り越え成長を遂げた大澤がチームを優勝へ導く原動力になる。

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

東海大 000 000 010=1

中 大 210 010 01×=5

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部