• Twitter
  • facebook
  • instagram

投打で圧倒 ベスト4進出!ー第61回関東地区大学準硬式野球選手権大会 対宇都宮大

3月26日 八王子市民球場

ベスト4進出がかかったこの試合に中大は今季初先発の小澤巧平(商3)がマウンドに上がった。初回こそは得点圏にランナーを背負ったが、それ以降はチャンスすらつくらせない安定したピッチングを披露。打線も4回には7得点をあげるなど計13得点を奪い13―0で勝利し、投打で圧倒した。

先発の小澤は初回、先頭打者を内野安打で塁に出すと、捕逸と四球で2死一、二塁のピンチを迎えるも続く5番打者を三飛に抑え初回を0に抑える。「前日の試合で大澤魁生(商2)が四球を1つも出さないリズムのいいピッチングをしたので今日は自分もテンポのいいピッチングを心掛けた」(小澤)と2回以降はストライク先行の安定した投球を披露し、相手打線を全く寄せ付けない。6回には2死二塁の状況をつくられるも後続を打ち取り、7回を無失点に抑える好投を見せた。

 ▲先発した小澤

打線は2回、2死一塁から7番林部庄吾(商1)が左中間に打球を放つ。この打球を左翼手が大きくボールを弾く間に打った林部も一気にホームに生還し、2点を先制する。すると4回には無死満塁のチャンスで1番小谷魁星主将(文3)が左前適時打を放つと、それを口火に打者一巡する猛攻を見せ計7得点を奪う。さらに6回には1死二、三塁で林部が本日6打点目となる中越え2点適時打を放ち相手を突き放した。

 ▲中前打を放つ林部

今回の試合は林部が6打点をあげ、この春からスタメンの座を掴んだ千葉隆誠(文1)が2安打を記録するなど下級生が躍動している。「今年のチームは先輩が引っ張ることはもちろんだが、後輩の力をいかに引き出してあげられるかのチームづくりができているから明るいチームになっている」(小谷主将)とこれからのチーム力向上には上級生だけではなく、下級生の存在も必要不可欠になってくるだろう。

◆試合結果◆

チーム  123 456 7=計
宇都宮大 000 000 0=0
中大   021 703 ×=13
(7回コールド)

記事・写真「中大スポーツ」新聞部