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王者・早大に屈服し、ストレート負け-春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対早大

4月27日 キッコーマンアリーナ

スタメン(サーブローテーション順)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

17 S   山岸隼(法2)

15WS  鍬田憲伸(法2)

4MB  水野将司(法4)

11WS  中野竜(総3)

2WS  富田将馬(文4)

13Li  土岐大陽(経3)

18Li  柴健太郎(商2)

 

春リーグ後半戦がスタートした。ここまで5勝1敗と順調に勝ち点を伸ばしてきている中大は今日、昨年度のインカレ王者である早大と対戦した。早大の巧みな連携プレーに終始苦しみ、「去年から負けていないチームが今日相手で、自分たちが何もできなかった」(富田)と、セットカウント0-3でストレート負けを喫した。

▲試合開始前、士気を高める選手たち

第1セット、早くも早大に1点を先取されるが鍬田の速攻で1点を取り返す。しかしその後「みんなガチガチだった」(山岸)と王者の早大相手に5連続ポイントを許してしまう。5-10の場面、水野の放った華麗なサービスエースで6点目を挙げ、チームに勢いをもたらした。また梅本・中野の強烈なスパイクで早大の鉄壁を崩していくも、なかなか点差は縮まらない。17-23の場面、ピンチサーバーの牧山祐介(商4)が見事に相手のスパイクをレシーブし、チームに繋げ18点目を獲得。しかしそれも束の間、早大に連続でポイントを取られ、第1セットを落としてしまう。

続く第2セット、序盤から相手のフェイントやブロックに苦戦を強いられる展開が続く。11-20の場面、「みんなメンタルがやられていたので、自分が活気づけよう」と中野は鮮烈なスパイクを放ち、12点目を挙げることに成功。しかし、その後も開いた点差は縮まることなく、10点差をつけられ15-25と第2セットも奪われてしまう。

▲第1セットで華麗なサービスエースを決めた水野

第3セット、富田の力強いスパイクで1点目を先取し、普段の流れを取り戻した中大。その後も梅本・富田・鍬田がスパイクで相手の強靭なブロックを倒し、徐々に早大との点差を詰めていく。13-19の場面、鍬田がダイナミックにサービスエースを決め、14点目を挙げる。しかし「(早大は)ブロックとレシーブの関係が良いので、1本で決まらなくて、こっちが我慢できない状態が続いた」(富田)と、一気に4点差をつけられ、早大がマッチポイントに。何とか持ちこたえようと中大が必死に粘るも、勢いに乗った早大が25点目を先取、第3セットも取り逃がす結果となった。

▲必死に相手の攻撃をブロックする鍬田と水野

今回の早大戦で黒星を1つ増やした中大は、6勝2敗で春リーグを折り返すことになった。「やっぱりこれを引きずらずに、残り4戦を、1戦1戦しっかり戦っていけるようにこの後から準備していきたい」(富田)。「3セットで負けてしまったけど、これでトップの早稲田の強さが分かったので、また1から見直して練習に取り組みたい」(中野)。「ここから調子が下がることはないので、切り替えて頑張りたい。」(山岸)。

明日は、明大との対戦。「初心に戻って、今日のことは切り替えて、明日明治を倒していきたい」(中野)と打倒明治を目指し、心を1つにチーム一丸となって戦っていく。

 

◆試合結果◆

●中大0(18ー25、15ー25、19ー25)3早大〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部