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「試合があることに感謝を」ーオンライン取材企画・拳法部

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、明かりが消えたスポーツ界。大学スポーツも開催予定だった各大会の中止や延期といった影響を受けています。4年間というタイムリミットがある大学スポーツ。このような出口が見えない状況の中、大学生アスリートたちはどのような思いで1日1日を過ごしているのか。中スポを通して、この1年を戦う選手・スタッフの皆さんの声をお届けできればと思います。第23回は拳法部。主将の岩津風太選手(法4)にお話をお伺いしました。

※この取材は5月25日に書面にて行われたものです

――今の部の現状、部員の状況について教えてください。

「寮生はほとんどが帰省しています。一人暮らしの者も何人か帰省しています。各自自主練習をしてもらっていますが、オンライン授業や就活があるのでどの時間帯にどの程度出来ているかは分かりませんが信頼しています」

――監督、コーチから自粛期間を迎えるにあたって、指示はありましたか。

「しっかり自粛する事と自主練習を行い、焦らず今出来ることをしっかりと行うように言われました」

――部員間でコミュニケーションは取れていますか。

「必要な連絡は全体でありますが、それ以外の事では連絡はあまりありません。練習メニューなどは聞いてくる者もいました」

――部員間でコミュニケーションは取れていますか。

「基本的にランメニューが多いです。他は自重やHIITを行っています」

▲迫力満点の試合を繰り広げる岩津主将

――チームとして苦労していることはありますか。

「試合も無くなりモチベーションを保つ事が難しい時期だと思っています。もう少しで練習再開なのでそこから徐々に上げていけたらと思っています」

――当初の全体の目標、岩津主将の目標を教えてください。

「まずは6月にある全国の連覇、それと12月の全国の優勝が目標でした。6月の試合は無くなってしまいましたが、今年全ての試合が無くなったわけでは無いので残っている試合を精一杯挑んでいきます。私の目標は部員の成長、選手層を厚くすることと12月の全国優勝です」

――自粛前の部員全体の状態や雰囲気、ご自身の調子はどうでしたか?

「とても良い雰囲気でハードな練習も全員で乗り越えていたと感じています。練習の内容に比例する様に調子も上がっていっていました。今はその調子を出来るだけ落とさないよう自主練習に励んでいます」

――試合の延期や中止が決定。岩津主将の率直なお気持ちについて教えてください。

「私の気持ちは全世界で起こっている状況に対して、仕方ない選択だと思っています。残念な事は部員の勧誘と技術的成長が困難な事です。そこをどう補って行くか部員全員と話し合いをしていきます」

▲第30回東日本大学選手権大会での集合写真

――先行きが不透明ですが、モチベーションを保てていますか。

「試合がある状態ほどモチベーションが保ててはいません。試合がある事がありがたい事だと改めて思いました。様々な事に感謝できる機会だと感じています」

――自粛期間ではありますが、主将として意識すること、チームの皆さんに求めることを教えてください。

「なまけず調子を落とさない事は自分自身にもチーム全体にも必要な事だと思っています。これからどのようにチーム全体でいい方向に向かうか考える事が大切だと思っています」

――今後の意気込みについて教えて下さい。

「この状況も部員全体の成長につながる為、しっかりと話し合いモチベーションを上げ他大学とも切磋琢磨し日本拳法全体を盛り上げていきます」

――ありがとうございました!

 

<岩津風太主将・プロフィール>

なまえ:いわつ ふうた

ニックネーム:がんつ

生年月日:1998年7月29日

出身地:大阪府堺市

身長・体重:175㌢・77㌔

好きな食べ物:お母さんの麻婆豆腐

趣味:麻雀

特技:友達作り

好きな芸能人:甲本ヒロト

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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部