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「中大らしいハンド」みせ最終戦勝利!春リーグを4位で終えるー関東学生ハンドボール春季リーグ戦 対国士舘大

2022年5月22日 国士舘大学多摩キャンパス

春リーグ最終戦。ここまで4勝3敗1分けと上位を狙うためには後がない中大は最終戦、ここまで5勝3敗と波に乗る国士舘大と激突した。前半は点を取り合う試合展開となりなかなかリードをとれない中大であったが、後半は中大の持ち味である抜群の攻撃力とディフェンスで次々と得点を重ね見事勝利。春リーグ4位で幕を閉じた。

▲得点を量産した泉本心(法2)

開始早々、相手に先制点をとられるも前半9分、相手のレッドカードにより試合は中大優勢に。蔦谷日向(法2)の2連続シュートや、泉本のバウンドシュートが決まり14ー12と2点リードの中大であったが、前半28分のタイムアウト後、相手に2点を取られ再び同点になってしまう。このまま同点で前半を折り返すと思われたがラスト5秒、ここで中大のエース蔦谷大雅(法4)が速攻からのロングシュートを決め15ー14と1点リードの状態で前半を終えた。

▲ロングシュートを何度も決めた蔦谷大

迎えた後半。泉本と蔦谷大の華麗なパス回しにより中大が先制すると、その後7mスローや高橋侑吾(文2)のサイドシュートも決まり、リードを守ったまま試合は進行。しかし相手も粘りのプレーを見せ、後半26分には29ー28まで追いつかれるも、29分、高橋のサイドシュートが決定打となり30ー28と中大の勝利で試合が終了した。今回の試合について、実方智監督は「一言で言うと中央大学のハンドボールが出来た試合でした」と語り、春リーグ全体については、「前半戦は蔦谷大雅がいなかったり青雅俊(文4)がけがしたりというのもあり、なかなかチームが上手く噛み合わないのが4戦ぐらいあって負けが込んでしまったが、最後の3試合は中大の強さを見せることが出来た。(課題は)相手の得意なところをちゃんと対策できるようなディフェンスを試合中に自分たちで修正すること」と総括した。また、今回の春リーグでは優秀選手賞に久保寺歩夢(文4)、得点王に泉本が選出された。得点王となった泉本は、今回のリーグ戦について、「先輩方がたくさん指導してくれたおかげで得点王になることができてよかった。だが、まだまだ課題が残っているので秋リーグにむけ練習を重ねて、秋リーグでは優勝したい」と、次に向けての意気込みも語った。新体制となって挑んだ春リーグは4位という結果に終わったが、これからが大いに期待される最終戦となった。秋リーグやインカレは負傷をしていたエース伊禮雅太(法3)も加わり、更にパワーアップした中大ハンドボールを見せてくれるだろう。

▲得点王となった泉本

◆試合結果◆
〇中大30(15ー14、15ー14 )28 国士舘大●

◆大会結果◆

①筑波大

②国士舘大

③日体大

④中大

優秀選手賞 久保寺歩夢(文4)

得点王   泉本心(法2)

◆コメント◆
泉本心選手
──今日の試合を振り返って

昨日は悔しい形で終わったので、今日はチームで盛り上げていこうと言っていて勝てたのでよかったです。

──春リーグを終えてみて見えた課題、今後伸ばしていきたいこと

チームとしては、もっとディフェンスを徹底して中大の武器である速攻をもっと強化して、そこで得点を稼いでいきたいと思います。個人としては、もう少し体を大きくしていきたいです。

 

(記事:小幡千尋、写真:立花拓暉)

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