新型コロナウイルス感染拡大に伴い、明かりが消えたスポーツ界。大学スポーツも開催予定だった各大会の中止や延期といった影響を受けてています。4年間というタイムリミットがある大学スポーツ。このような出口が見えない状況の中、大学生アスリートたちはどのような思いで1日1日を過ごしているのか。中スポを通して、この1年を戦う選手・スタッフの皆さんの声をお届けできればと思います。第2回はスケート部。主将の徳光陸選手(文4)にお話をお伺いしました。
※この取材は4月29日に文面にて行われたものです
▲昨年出場した全日本選手権後の選手たち
――まず今の部の現状、部員の現状を教えてください
「チームとしては解散し、各々自己責任で各地に滞在している状態です」
――制約がある中でどのような取り組みをしていますか
「人数をかけなくても出来ること、物がなくても出来ることを1人1人が見つけて、可能な限りトレーニングに励んでいます」
――部員間のやり取りはできていますか
「SNSを利用して様々なチーム企画を作り、コミュニケーションをとっています」
――監督やコーチと何かやり取りはできていますか
「『今まで当たり前のようにできていたことができる喜びを全員が再認識して、活動再開後はその思いを忘れずに全力を尽くすこと』と言われました」
――なにか苦労していることはありますか
「外の空気を吸う機会や、直接コミュニケーションを取る機会が不足していることです」
――この状況の中で何か発見できたことはありますか
「今何ができるのかを探すことや、時間を無駄にしないことです」
――現在モチベーションはありますか
「この機会にしかできないことを発見して、それをしっかりできていると感じているので、それに対して今はモチベーションを保ちながら取り組んでいます」
――今後の意気込みをお願いします
「どんな状況になるかは分かりませんが、何事もポジティブに捉えながら、この期間にこれができたといえるように後悔なく、精進していきたいと思います」
――ありがとうございました
<徳光陸主将・プロフィール>
なまえ:とくみつ りく
生年月日:1998.10.22
出身地:栃木県日光市
好きな食べ物:寿司
趣味:読書
特技:ゴルフ
好きな芸能人:とんねるず石橋
ニックネーム:リク
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部