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第2ピリオドで一気に4点獲得し強豪・早大に快勝!ー2021関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)対早大

2021年11月13日 ダイドードリンコアイスアリーナ

前回の日大戦でPSSの末に敗北し、優勝のためには負けられない今試合は「しつこくて派手さはないけど、いやなプレーをするので毎年苦戦する」と八戸監督が語る早大との対戦。序盤は点数に繋がらないもどかしい時間が続くも第2ピリオドで一気に4点を獲得し、4-1で見事勝利を収めた。


▲得点に喜ぶ選手たち

〈第1ピリオド〉

「負けたら終わり」(矢島翔吾主将・総4)と緊張感をもってスタートした第1ピリオド。序盤から怒涛の攻撃をみせ、アタッキングゾーンでのプレー時間が続くもなかなか得点に結びつかない。中盤では相手にゴール間近まで攻め込まれる場面もあったが体を張ったディフェンスでゴールを守り切り失点を回避。「0点で抑えられてよかった」(矢島主将)と両者無得点で第1ピリオドを終えた。


▲2アシスト1ゴールの活躍をみせた矢島主将

〈第2ピリオド〉

なんとか点数を取りたい第2ピリオドは開始早々試合が動く。開始1分32秒、大野将輝(商1)が自身初ゴールで待望の先制点を挙げると、チームメイトからは歓声が上がり一番の盛り上がりを見せた。勢いに乗った中大は開始10分、大坊晃己(総2)、矢島のパスに合わせ堤虎太朗(総1)が2点目を決めると、勢いそのままに35秒後、種市悠人(総1)の放ったパックがゴールに吸い込まれ3点目を決める。最後はここまで2アシストの矢島主将が4点目を決め、4-0で第2ピリオドを終えた。


▲3点目を決めた種市

〈第3ピリオド〉

4-0で迎えた第3ピリオドは序盤から激しい攻防戦が繰り広げられる。開始6分にペナルティーにより数的不利な状況で1点を失い、4-1となる。開始約10分には重なるペナルティーによって3人対5人のキルプレーになるも、「キーパー・石川涼(法2)中心に声をかけながら、コミュニケーションを取りながら」(矢島主将)守ることで失点を回避。その後もGK石川のナイスセーブにより相手に得点を許さずリードを守り切った中大は、最終スコア4-1で試合を終えた。


▲得点に喜び抱き合う選手たち

強豪・早大相手に4―1で勝利を収めた今試合を八戸監督は「今日はフォアチェックが鍵だろうなと思っていたところがいい形ではまって、2ピリの得点に結びついて最後まで我慢することができたしすごいいいゲームだったなと思います」と振り返った。次戦は春に勝てば優勝というところで敗北した東洋大。「みんな気合も入りますし、相手ももちろん気合は入れてくると思いますけど、それでも気持ちでまず勝ちたい」(矢島主将)とチームのこの試合にかける想いは強い。優勝のためには絶対に負けられない戦いが続く中で前回大会のリベンジに期待したい。

 

◆試合結果◆
〇中大4(0-0,4-0,0-1)1早大●

(記事:大川穂乃佳、写真:河辺希乃佳)