2026年8月22日〜8月25日 東京都・スリーボンドスタジアム八王子
8月23日 対広島大
春季リーグ戦を制して、昨年度王者として連覇に挑む中大は広島六大学軟式野球連盟の代表校の広大との一戦に臨んだ。
先発の田邉優河(商3)は初回2死から3番打者にライトへのツーベースを浴びるものの後続を断ち上々の立ち上がりを見せる。
▲先発のマウンドに上がった田邉
一方打線は四球を絡めてチャンスを作るものの相手先発を打ちあぐねて6回まで散発の1安打に抑え込まれる。
中大は6回表に1死からサードのエラーによって得点圏に走者を背負うと5番打者にライトへのタイムリーを浴びて、先制を許す。その後、6番打者にも追加点となるライトへのタイムリーを浴び、この回2点を先行される。
8回表にも先頭打者の二塁打から5番打者にライトへの適時打を許してしまい点差を3点差に広げられる。
しかし8回裏についに反撃に出る。
7回からマウンドに上がる相手投手の140㌔を超える速球を見極めて先頭打者の若松虎太朗(文3)が四球で出塁すると、藤井拓海(経2)の内野ゴロの間に相手のエラーを絡めて1点を返す。
その後四球に相手の失策を絡めて1点差まで詰めると、相手の暴投で試合を振り出しに戻した。
先発の田邉は9回表を無失点で抑え完投すると、9回裏に2死から藤井拓がツーベースでチャンスメークし、最後は4番の大野友也(商2)がレフトオーバーのサヨナラ適時打で試合に決着をつけた。

▲サヨナラのホームを踏む藤井拓(中央左)

▲サヨナラタイムリーを放った大野(中央)
思い通りの野球を進められる時間が多かったわけではないが、粘り強さと王者の意地が垣間見えるゲームだった。
◆試合結果◆
〇中大 4-3 広島大●
チーム 123 456 789 計
広 大 000 002 010 =3
中 大 000 000 031X =4
8月24日 準決勝 対大和大
中大の先発は昨日に引き続き田邉。初回、連打で無死一、二塁のピンチを招くと、送りバントの際に味方の悪送球が絡まり2点を先制される。その裏、2死三塁のチャンスで4番大野の三塁線への適時二塁打で1点を返す。

▲タイムリーツーベースを放った大野
2回表、先頭打者への2球目をとらえられスタンドへ。その後連打で再びピンチになるが、キャッチャー市川春来(商3)の好フィールディングや田邊の緩急自在のピッチングで、この回は1点で踏みとどまる。その裏、安打と四球で1死一、二塁とすると、9番市川がセーフティバントを決め満塁。その後押し出し死球で1点差となり、続く2番若松がライト前への適時打を放ち、3―3の同点に追いつく。さらに3番藤井拓のレフトオーバーへの2点適時二塁打で、5―3と中大はこの回逆転に成功する。
3回表を無失点に抑えた田邉。「3回のゼロで自分のリズムがつかめて、そこからの遅い球との組み合わせがキーポイント」と語った。そのままの勢いで4回表も無失点だったが、5回に再びゲームは動く。2死一、二塁のピンチで続く打者にセンター前へ適時打を許し、5―4の1点差に。しかし次の打者はサード福田竜之介(商3)のファインプレーに助けられ、中大はなんとかこの回を1点で切り抜ける。

▲ファインプレーを見せた福田
続く5回裏、2死一、二塁のチャンスを作ると、市川と福田に連続適時打が飛び出し、3点を追加。8―4とリードを4点に広げる。
先発の田邉は全くボールの勢いが落ちず、6、7回を三者凡退に抑えるピッチング。だが8回に無死一、二塁のピンチとなるが、次のショートへのゴロを香川太佑(経3)の好判断により三塁封殺。守備陣もピンチを拡大させない。その後ショートゴロと四球で2死満塁となるが、最後はセカンドフライに打ち取り、この日最大のピンチを無失点でしのぐ。

▲力投する先発の田邉
8回裏は2死から連打と相手のバッテリーミスで二、三塁とすると、代打、野中恵介(法1)の適時打で10―4。さらに代打の村上澄空(商1)がコールド勝ちを決めるサヨナラの適時打を放ち、11―4で中大は勝利。決勝へ駒を進めた。

▲コールド勝ちを決めるタイムリーを放った村上澄
試合後、安藤大惺主将(経3)は「昨日はフライアウトか多かったので、そこを意識して低い打球を打つ意識を全員が徹底できたのがコールド勝ちにつながった」と振り返った。明日の決勝に向けて「優勝だけを目指してやってきたのでそこに向けて全員で一致団結して声出してやっていきたい」と意気込みを語った。大会史上初の四連覇まであと1勝。歴史的快挙達成へ選手たちは明日も全力でグラウンドを駆け抜ける。
◆試合結果◆
〇中大 11-4 大和大● (8回コールド)
チーム 123 456 78 計
大和大 210 010 00 =4
中 大 140 030 03X=11
8月25日 決勝 対周南公立大
昨日の試合でコールド勝ちを収めた中大は決勝戦の相手として、1、2回戦をコールド、準決勝は中大と同じ東都大学軟式野球リーグの代表校の東洋大を乱打戦の末に撃破した周南公立大との一戦に臨んだ。
初回、ここまで2戦2完投と大黒柱の活躍を見せてる先発の田邉がいきなり連打を浴び、1点の先制を許す。
しかし、中大は2回裏に2死から8番福田がレフトオーバーのツーベースでチャンスメークすると、9番香川が左中間に適時打を放ちすぐさま同点に追いついた。
▲同点打を放った香川
4回裏に四球からバントヒットでチャンスを広げると、香川が犠牲フライを放ち、逆転に成功する。
5回裏には藤井拓のツーベースヒットから柴崎航大(商2)がタイムリーを放ち、6回裏にも市川が左中間にタイムリーを放つなど追加点を取り、主導権を握ったと思われた。
▲追加点となるタイムリーを放った市川
しかし5回表に失策が絡み点差を詰められると、8回表には先頭打者のヒットから内野ゴロやバッテリーミスを絡めて1点差に詰められる。
なんとか縋る相手を振り切りたい中大は7回、8回と連続でチャンスこそ作るものの後続が倒れてしまい追加点を奪うことができなかった。
すると9回表に悪送球の間に同点に追いつかれ、なお1死満塁のピンチを迎えるが、ここまで計26イニングを投げたエース田邉が踏ん張り、試合はタイブレーク制の延長戦に突入する。
▲粘りのピッチングを見せる田邉(左)
10回表の守備では田邉を中心に思い切ったバントシフトを見せるなどして、1点に食い止める。その裏、先頭の市川の3塁方向へのバントが相手のミスを誘い無死満塁のサヨナラのチャンスを迎える。すると、今日2安打の藤井拓の打球がライト前に落ち、これで二者が生還。劇的なサヨナラ勝ちで、見事四連覇を飾った。

▲リーグ四連覇を決めるサヨナラタイムリーを放った藤井拓
最優秀投手賞には3試合3完投合計27イニングを投げた田邉
最優秀選手賞にはサヨナラタイムリーを放った藤井拓
最高助演賞には日々の活動を支えているマネージャーの皆さんが選ばれた。

▲軟式野球部の皆さん
◆試合結果◆
〇中大 7-6 周南公立大●(延長10回サヨナラ)
チ ー ム 123 456 789 10 計
周南公立大 100 010 021 1 =6
中 大 010 111 100 2X=7
選手・監督インタビュー
8/23 対広大 今井監督
ー本日の試合を振り返って
「粘り勝ちですね。相手チームは昨日試合をして12点取ってバッティング練習もバッチリやっていたので、打撃としてはかなり良いかなと思っていました。ピッチャーは昨日を見てどうかなと思ったのですが、総合的に見ればうちのチームの方が打てるかなと思っていました。合宿に行った後にみんな帰省するので、この大会前はほとんど練習できていないんですよ。OBの目から見ても『練習していないね』というくらい練習していないのですが。大学生はどうしてもプロではないので、夏休みの使い方がありますからね。たまたまこの試合が初日すぐに入るので、ちょっと厳しいんですよね。相手チームも多分そういう状況だったとは思うのですが。
でも、ヒットが少なくても勝てるというのがうちの生徒の上手なところなんです。本数が少なくてもちゃんと点を取れるように、次の塁、次の塁にランナーを進めていく、走っていく。そして1つのパスボールで必ず点を取る。自分たちが相手チームに抑え込まれても勝てるチームが最高だと思うので、そういったところを意識して彼らがやってくれています。
見ている皆さんは点が入らなくてハラハラドキドキされていると思うのですが、僕らは『こんなものかな』とあまり心配はしていませんでした。だからみんなにも『2点取られたけれど0対0のつもりで行こうね』と伝えるようにしていました。2点取らなきゃと思うとどうしても焦るので、0-0で行けばいいと。そしたら3点目を取られたのでちょっとみんなガッカリしていましたけれど、まず1点入ったのが大きかったです。そんなところです」
ー走塁が目立っていたが日頃から意識していた?
「そうですね。とにかくデッドボールの当たりでもOKなので、打率云々ではなく『塁に出る』ということを意識するように学生たちと話していて、次の塁を狙っていく。出塁率というのはみんなすごく意識してくれています。必ず打てるわけではないので、そういった点ではある程度のレベルには達しているかなと思っています」
ー非常に粘り強いチームだという印象
「そうですね。特に初回にいつも点を取られてしまうことが多いのですが、今回は初回をよく頑張ったので良かったなと思っています。どうしても流れがあるので、2点取られた時も『そういう流れだよね』と。先頭バッターがああいう形で出ると、ランナーが溜まってうちのバッターがああいう形で出るとしょうがないなと。でもうちの投手もよく9回投げましたよ、本当に。さすがエースですよ」
ー今日は(田邉投手を)完投させる予定だったのか
「そうですね。良かったです、本当に。グラウンドも朝来た時にどうかなと思ったのですが、グラウンドキーパーがよくやってくれて。やっぱり今日どうしてもやりたかったので。応援団も今日は大丈夫で、明日は合宿らしいですから。そういった点では良かったです」
8/23 対広大 田邉選手
ー完投してどうでしたか?
「ほんとに最後の最後まで苦しかったなっていう展開なんですけど、とりあえず勝ててよかったですね」
ー今日は何球くらい投げられましたか?
「ちょっとまだ確認できてなくて、試合中は確認しないようにしてて、130球くらいは投げたんじゃないかと思います」
ー明日は?
「多分3日間全部投げるので、ちゃんとケアしていきたいです」
ーリードされる展開の中での投球でしたが、いかがでしたか?
「正直諦めムードというか、全然腕振れてなかったので追加点許してしまったんですけど、最後追い上げてもらってまた復活して抑えられたのでよかったです」
ー8回裏に追いついてもらってからのピッチングに変化は
「ありました、せっかく追いついてくれたからここは3人でピシャッと抑えて裏の攻撃だなって思いました」
ー明日やこの後に向けての意気込み
「あと2試合全部僕が投げると思うんですけど、しっかり投げて優勝したいと思います」
8/23 対広大 大野選手
ー9回裏2死二塁で打席が回ってきたと思うが、どのような心境で打席に向かったのか
「1、2、3打席全て不甲斐ない結果だったので、今度こそまた打席が回ってきたら強いスイングして速い打球打てればいいなと思って、それをちゃんと実行できたのでよかったです」
ー8回裏に同点に追いつきましたが、その投手に7回を完璧に抑えられた中で8回に何かチームとして変えたところや意識を徹底したところはあったのか
「球速いから(バットを)短く持とうとか、すり足とかチームで対策しようとしてて、途中からコントロール荒れだしたので、低めと高めを捨ててみたいなことは話し合っていました」
ー明日明後日と連戦が続きますが、この大会の意気込みをお願いします
「今日勝ち切ったことはとても大きいと思うので、あと2試合、3試合くらいあると思うんですけど、全身全霊で頑張っていきたいと思っています」
8/24 対大和大 安藤主将
ー今日の試合振り返ってをチームとして
「昨日を踏まえて今日ってことで、昨日は本当に苦しくて中盤以降まで1安打しか打てなくて、相手に3ー0で8回裏迎えてみたいな感じでとにかく打てなくて初戦の入り難しいなって思ったんですけど、今日はそれ踏まえて昨日はフライアウトがすごい多かったので、そこを意識して低い打球をっていうところで全員が徹底できたのがコールド勝ちにつながったのかなと思います」
ーオーダーは安藤さんが決められている?
「そうですね、自分と副キャプテンとかと夜にミーティングしたりして決めてます」
ー今日、1番サードに福田選手を入れた意図
「彼も思い切りがいい選手なので、昨日打線が湿っていたのでなにか変えないといけないなっていうところで彼を思い切って1番に持ってくることでなんかやってくれるんじゃないかなと思ってましたけど、今日もタイムリー打ったし良い守備もやってくれたのでよかったなと思います」
ー安藤さんとしては2回に逆転の口火を切る右安打。どういう気持ちで打ちましたか?
「昨日は2年生が助けてくれた試合だったので、2年生が最後も打ってサヨナラ勝ちできた試合だったので、3年生が昨日は情けなかったので今日は3年生みんなで3年生がやってやるぞといったところで、自分がその先頭に立って1本打てたのはよかったのかなと思います」
ー2日連続で打って終わる試合になりましたが、チームの雰囲気はどうですか?
「昨日は難しい試合で今日はああいう、今日も苦しい場面はあったんですけど、昨日と共通点っていうのは粘り切るところは粘っているのでそこは評価できる点だなと思いますし、明日も強い相手だと思うんですけど、とにかく優勝目指して新チームスタートしてからこの優勝だけを目指してやってきたのでそこに向けて全員で一致団結して声出してやっていきたいなと思います」
8/24 対大和大 田邉選手
ー今日のピッチングを振り返って
「前半だいぶ不運なあたりとか多くて苦しかったんですけど、後半緩いボールを増やしてうまく立て直せたかなと思います」
ースローカーブとかで組み立てていった感じですか?
「そうですね、多分腕が振れてなくてまっすぐが遅かったので、そこで速めの変化球と遅めの変化球とで組み立てられたのかなと思います」
ー3回以降はリードをもらってのピッチング、昨日とは違いましたか?
「勝ってれば相当楽だなという感じで投げれたので、明日もこの調子でお願いしたいなと思います」
ー今日のピッチングのキーポイントは?
「3回のゼロですかね。そこで自分のリズムがつかめて、そこからの遅い球との組み合わせがキーポイントかなと思います」
ー今日8回コールドで終われて、1イニング少なく明日に臨めるのは大きいですか?
「そうですね、その1イニングでもバカにできないかなという感じですね」
ー明日も投げる感じ?
「はい、そうです」
ー明日に向けて
「体も苦しいんですけど、最後まで気合い入れて頑張りたいと思います」
8/24 対大和大 村上澄選手
ーサヨナラの場面でどんな気持ちで打席へ
「全国大会初打席だったので、後ろにつなげようって気持ちで入りました」
ーサヨナラ打を打った瞬間の気持ちは
「最近はヒット打てなかったので、ホッとした気持ちが一番です」
ー明日の決勝戦に向けての意気込み
「明日は厳しい戦いが予想されると思うんですけど、 1人ずつ次につなげるという気持ちで、味方のミスをカバーしながら優勝できるように頑張りたいと思います」
8/25 対周南公立大 今井監督
ー四連覇達成おめでとうございます
「ありがとうございます」
ー決勝戦について
「全員でよく頑張りましたよね。特に3試合連続はキツイのでピッチャーも1人で田邊が投げたので、そういう点ではよく頑張った。全員野球の勝利じゃないかなと思います。
今日は田邊に6点取るから5点取られていいって言ったのだが、6点目が取れずにそれが誤算だったんですよ。
7回、8回で1点取っておいて6-3にしておければ、良かったんですけどね。それが誤算でした。
でも本当によく頑張りましたよ」
ー田邉投手が3戦3完投
「安定してるし、場慣れしているのでそういう点では安心して任せられますよね。ボールが遅くなっても力がなくなっても上手にかわせる、そういううまさがあるので心配することなく、肩壊すのだけが気になってる点でしたけどね。この後はリーグ戦が控えているので始まるまでは少し休ませていきたいと思っています」
ー春リーグ、全日本と制覇してここから秋リーグ、東日本大会に向けて
「もう少しバッティングを向上させて、得点力を高めていくところが大事だと思う。ピッチャーのレベルが急激に上がることはなかなかないので、今の力でもって得点力を上げていく。これがやっぱりポイントかなと思います」
ー中央大軟式野球部の魅力
「軟式野球部は中央大学に入って、野球が好きな子、野球のやりたい子が集まってできる部活なんですね。だから、セレクションで入ってくるとか推薦で入ってくるわけではなくて、あくまで、高校まで野球をやっていて、あるいは高校まで野球をやってなかったかもしれないけども、野球が好きでっていう子が入ってきているので、いつまでも野球を愛せれる。そういうメンバーが集まってくる、そんな部活じゃないかなと思います。
私も2年生の途中からこの部に入れてもらって、それまで半年くらい硬式野球部に入っていたんですけど、肩壊してしまいまして、もうやめて、1年間くらい野球から離れてたんですけど、メンバーに誘われてやらせてもらって、本当に楽しい時代でしたね。
そんなこともあるんで、今回は監督を引き受けるってことになったんですけどね。そういう意味では選手たちがみんな野球が好きでこのチームに入っている。これは希望なんですけど、大人になっても、就職しても、なんでもいいから野球をやってくれればねいいのかなって。
草野球で十分なので。私も今70歳ですけどやっているんですよ。ただ、仕事が忙しい40年間はできませんでしたけども、終わって退職してからまたやらせてもらっているので、彼らも就職しながら大変かもしれないけど、やれる時に野球をやってくれればそれが一番嬉しいと思います」
8/25 対周南公立大 安藤主将
ー四連覇達成の率直な気持ちを教えてください
「もう本当に素直に嬉しいです」
ーこの大会3試合のうち2試合がサヨナラ勝ちと粘り強さが光ったが、大会を総括してキャプテンとしてどう思っているか
「新チーム始まってから、春季リーグ戦もこのように1点を争うゲームとか接ったゲームとかをたくさん経験してきて、やっぱこういう試合を乗り越えた先にある全日本で、そうやって1点差の終始リードされる中でもひっくりかえしたりとか、追いつかれても粘って最後サヨナラで勝てたりとか、自分たちの野球は粘り強い野球というのをモットーにしてやってきてるので、それを全日本という舞台で活かせたというのか自分たちの成長と強さなのかなと思います」
ーこの大会3戦3完投と大車輪の活躍を見せたエースの田邉投手の投球はキャプテンの目にはどのように映っていたか
「春季リーグ戦から彼のピッチングで勝ってきた試合がたくさんあったので、全日本3連投ってこんな気温も暑い中で、もう普通なら成し遂げられないことだと思うんですけど、彼が投げたいと僕にも伝えてくれましたし、彼の気持ちの強さには頭が下がりますし、彼のピッチングが初戦のサヨナラ勝ちも2戦目の猛打も、最後のこの粘りの試合も彼が全て流れを呼んでくれたと思っています。だからもう感謝しかないです」
ーここから秋季リーグ戦、東日本大会とまだまだ試合は続くが、そこに向けての意気込みは何があるのか
「私たちの目標としているのは四冠というところで、秋季リーグ戦がもう目の前に来てますし、まだまだ4分の2、その2つ、まだ半分しか達成できてないので。おそらく日本一になったことでどの大学も打倒中央大を掲げて向かってくると思うんですけど、決して受け身にならず、この全日本大会で攻めていけたように、自分たちがチャレンジャーとしてぶつかっていけたように、決して驕ることなく、自分たちの野球を展開していければと思っています。
必ず残りの2つとれるように頑張ります」
ー中央大学軟式野球部の魅力とは
「私たちは采配であったり、選手起用も全て学生で担っているのは大きな魅力だと思う。
準硬式、硬式の部会には自分たちが憧れるような選手が多く在籍しているが、その名でも私たちは主体的に動いて自分たちでチームの課題を見つけ、どのような練習をするか。そういうことを考えられる。みんなで1つの組織を作っていくという点では、他の部会にない魅力のひとつなのかなと考えています」
8/25 対周南公立大 田邉投手
―今日の試合を振り返って
「もうずっと相手打線がとても打ってくるチームだったので苦しかったんですけど、最後こうやって勝てたので良かったです」
―今回、全日本3戦完投ということでご自身の良かった点は
「とにかく最後まで投げ切ったところが良かったかなと思います」
―今大会でご自身が一番輝いていたなと感じるプレーは
「そうですね、本当に最後のタイブレークで1失点で帰ってきたところは一番輝いていたかなと思います」
―昨日のコールド勝ちから今日の決勝までの間チームで工夫したことなどは
「そうですね、基本やることは変わらないっていう話をしていて。そこでちょっとスタメンを変えながらっていう感じですね」
―田邉選手ご自身が意識していたことは
「とにかくストライク先行で、バックを信じて打たせて取るっていうことを意識していました」
―今日の決勝での仲間のベストプレーを挙げるなら
「そうですね、(たくさんあって)難しいですね・・・(笑い)。一番はやっぱり最後じゃないですかね。最後の勝ち切ったところだと思います」
―中大軟式野球部というチームについて、もしくは軟式野球という競技そのものについてどちらでも構わないのですが、田邉選手が考える軟式野球の魅力とは
「そうですね、硬式とは野球(そのもの)が全然違うので。ランナーが三塁に行ったらたたき(の戦術を取ること)だったり、そういう野球そのものが違うっていうのが魅力だと思います」
―今後は秋季リーグ戦や東日本選手権が控えていますが、意気込みをお願いします
「おととし四冠を達成していて、昨年は四冠を逃してしまったので、今年はしっかり四冠を達成して来年につなげたいと思います」
―最後にチームメートにメッセージをお願いします
「本当に最後まで打って守ってくれてありがとう、と伝えたいです」
8/25 対周南公立大 藤井拓選手
ーチームとして今日の試合振り返って
「まず周南さんに先制された形だったんですけど、その後ベンチでも序盤だったので全然落ちいていこうっていう話し合って決めて序盤は行って、逆転できたんですけど、その後また周南さんの意地を見せられて、最終回同点追いつかれたんですけど、最後気持ちで、自分たちがやってきた自信があったんで、気持ちで乗り越えることができたのでよかったと思います」
ー10回裏で打席が回ってきたが、どのような気持ちで打席へ
「全日本に関しては、自分自身去年も出させていただいてたので、緊張というよりは楽しみが勝ってて、初球も振れに行けて結構見えてたんですけど、最終的にちょっと打ち損じっていう形になったんですけど、今までやってきたことがあって最後押したので、これにもってやっていけたのでよかったです」
ー個人では4安打の活躍、何か意識したことなどは
「今日の試合に関してもそんなに決勝だからといって普段の試合とそこまで意識を変えずに、まずはチームの勝利につながるような打撃をするっていう風に自分の中で決めてて、その中でコンパクトに積極的に振れていけたので、4安打っていう結果につながったと思います」
ー藤井拓選手が考える軟式野球の魅力とは
「自分自身中高と硬式を続けて甲子園を目指してやってきてたんですけど、大学になってこの軟式野球っていうまた違ったボールの、ルールは一緒なんですけど、違ったボールの野球っていうチームに入って、大学の軟式野球連盟っていうこと自体学生主体でやってるので、硬式野球部さんと違い、采配も自分たちでやりますし、その試合の流れとかも、キャプテンとか副キャプテン、幹部が話し合って、チームの指揮とかも取っていくので、そういう面でプレーをしながら、周りも見るっていう、学生中心というところが楽しみでもあり苦しみでもあるんですけど、そういうところが将来にも絶対繋がってくるようになると思うので、学生主体でやってるっていうところがこの中央大学の軟式野球部の魅力でもあると考えてます」
ー秋リーグと東日本大会に向けての意気込み
「秋リーグは去年優勝することができたんですけど、東日本で明治学院さんに負けてしまったので、秋リーグも優勝して、その後東日本も優勝して、四冠達成するっていうのが絶対チームで成し遂げなければならないところだと思うので、春リーグ優勝して、その他の大学さんも中央を倒すぞってやってくると思うんですけど、そこを逆にプレッシャーを力まずに力に変えて優勝を目指して、東日本もまず秋リーグ優勝をまずして、東日本も優勝にするとこを目標にやっていきたいと思います」
(記事:鈴木朔太郎、平井琉偉 写真:鈴木朔太郎、紀藤駿太、比留間柚香、平井琉偉)
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