4月20日 埼玉・大類ソフトボールパーク
先日、早大戦で完封負けを喫した中大は3戦目に東大と対戦した。中大は相手投手の制球難に付け込み得点を重ねると、2本のホームランで試合を決め、12-0のコールド勝ちを収めた。
▲笑顔で内外野とコミュニケーションをとる歳川
1回裏、中大は1点を先制すると、2回裏にも2死満塁から増田尚弥(文3)が四球を選び1点を追加。その後も4番・大川智(商2)の打席で投手が暴投するなど、この回2点を入れる。先発の歳川幹大(経3)も2回まで無失点に抑え、試合を有利に進める。
▲本塁打を放つ門馬
3回表、四球と失策で1死一、二塁とされるも後続を断ち切り得点を与えない。その裏の攻撃では西村健佑(理工2)、金澤寿明主将(商4)が四球で出塁すると、この春季リーグ戦初出場の9番・門馬邦治(経4)に打順が回る。「正直、ホームランを狙っていたので打てて良かった」と門馬。見事、右中間に本塁打を放ち、東大を突き離した。
▲ハイタッチをする歳川と門馬
4回表、歳川は先頭打者を安打で出塁を許すも、三者連続三振に打ち取る。4回裏、パスボールと歳川の右前適時打で2点を追加し、なお2死満塁としたところで1番・道祖土拓真(商3)が打席に入る。「積極的に振っていこうと思っていた」(道祖土)。振り抜いた打球は大きな弧を描く満塁本塁打となり、中大はコールド勝ちで勝利した。
▲コールド勝ちを決める満塁本塁打を放った道祖土
試合を振り返って、松永監督は「安打が出ないなりに初回、点を取れたのが一番大きかった」と話した。次の日体大戦について「いつも通りにやるしかない」(松永監督)、「やることは変わらない」(道祖土)とどちらも口をそろえて普段通りの力を出すことが重要だと感じている。チーム一丸となって日体大に挑む。
◆試合結果◆
チーム 123 456 7=計
東 大 000 0 =0
中 大 123 6 =12
(4回コールド)
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部