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激闘制し、掴んだ勝利ー春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対駒大

4月20日 駒沢大学体育館

スタメン(サーブローテーション順)

15WS 鍬田憲伸(法2)

8MB 平井海成(総3)

11WS 中野竜(総3)

2WS 富田将馬(文4)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

17S 山岸隼(法2)

13Li 土岐大陽(経3)

18Li 柴健太郎(商2)

 

春リーグ5試合目は、駒大との対戦となった。先週ストレート勝ちの連勝で終え、「自分たちのバレーができたら」(富田)、と今試合に臨んだ。フルセットまで持ち込んだものの、なんとか逃げ切り勝利を収めた。

▲ブロック、スパイクと大活躍を見せた梅本

第1セットを勝ち取り、第2セット。序盤から一進一退の攻防が続く。「キャッチは返せてるのに決めきれなかったり、こっちのミスが多かったり」(富田)と振り返るようにブロックアウトやアタックアウト、サーブミスなど些細なミスを連発してしまう。その後も必死に追いかけるが23-25でこのセットを落とす。

取り返したい第3セット、序盤から駒大を抑え5-1と離す。梅本のブロック、富田のスパイクが決まり大量得点を挙げ、駒大に一度もリードを許さず試合を進める。中盤平井に変わり、ピンチサーバーとして伊藤洸貴(経2)が投入。「練習してきたサーブを打つことができ、サーブで流れを崩せていい結果を出せた」とサービスエースを決め、中大の勢いに拍車がかかる。最後まで駒大を寄せ付けることなくこのセットを取る。

▲点を挙げ喜ぶ選手たち

「相手の雰囲気に飲まれた感じになってしまった」(富田)。第4セット、序盤から相手の勢いに中大のサーブミスなどが重なり点差が開き出す。途中鍬田がスパイクを決め流れを変えようとするも8―18と連続8失点。ここで怪我から復帰した水野将司(法4)が平井に変わり投入するなど手を打つが状況は好転せず。このセットでの連続ポイントは2度のみと、3セット目の流れを維持できず勝負は最終セットにもつれこんだ。

勝負の命運を分ける第5セット、最初の得点を中野がバックアタックで決め、ブロックアウトを食らう場面は見えるもののリードは譲らず5―10まで一気に畳みかける。4セット目の悪い雰囲気を引きずることなく点を稼ぎ、最後は富田のスパイクが決まり、中大がセットカウント3-2で、フルセットの接戦を制した。

▲ブロックを決め喜ぶ山岸(左)と水野(右)

明日は日大との一戦。梅本は「同じようなコンビを組むチームなので、その速さに対応していきたい」と語る。春リーグも中盤に差し掛かる。「まずは勝つことが大事」(豊田監督)。連勝をのばし優勝へひた走る。

 

◆試合結果◆

〇中大3(25ー22、23ー25、25ー18、11ー25、15ー9)2駒大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部