2024年11月29日 東京アクアティクスセンター
国内外からトップ選手が集う競泳ジャパンオープンは29日、開幕した。初日は女子200m自由形決勝があり、エース池本凪沙(法4=イトマン東京)が3位入賞。また男子1500m自由形タイム決勝でも、中山響(総2=イトマン東京)が3位となり、初のメダルを手にした。このほか、男女合わせて6種目に中大選手が出場した。
【全結果】池本凪沙 200に続き100自も銅「最低でも54秒台、見えてきた」―競泳ジャパンオープン第2日
【全結果】楠田夢乃が200平で優勝 池本は100バタで今大会3個目の銅メダル―競泳ジャパンオープン第3日
初日の各種目の結果は以下の通り。
■女子200mバタフライ予選
長森流楓(文2=イトマン東京)が4組で出場予定だったが棄権した。
■男子200mバタフライ予選
松原晴太(商3)が3組で出場。序盤若干出遅れる形となるも、そこから食らい付き50m地点では4位に。しかし再度差が広がり折り返しでは8位になると、最終的に2分03秒91の組10位でのフィニッシュとなった。全体では37位。
■女子200m自由形予選
澤野莉子(文2)が2組で出場。海外選手に大きく差をつけられるレースとなるが、序盤8位で様子をうかがったところから後半にかけて徐々に順位を上げ、2分02秒40の4位でフィニッシュ。全体11位でB決勝に進んだ。
池本が3組で出場。序盤から伸びのあるストロークで抜け出し、安定した泳ぎでレースを進めた。150m地点で2位に下がる場面もあったが、再びトップに立ち2分01秒26の組1位でフィニッシュ。全体4位で決勝に進んだ。今大会はシーズンオフ一発目で「強化の一環としてどのくらい出るか」という点を狙っていると話し、「タイムは気にせず、ベストパフォーマンスができればいい」とした。
▲澤野は自由形2種目と個人メドレーに出場予定
■女子100m背泳ぎ予選
弘中花音(文1=イトマン東京)が2組で出場。序盤は接戦のなか5位で折り返し、後半もペースを崩さず順位を一つ上げ組4位の1分02秒96でフィニッシュ。全体では14位となり、B決勝に進んだ。練習では調子が良かったといい、「ベスト近くまで行くのでは」としていたものの、「思っていたタイムは出なかった」と振り返った。そのうえで、本命の200mに向けて「落ち着いて冷静に自分のレースに取り組めたら」と語った。
▲「自分に期待しすぎた部分がある」と弘中
■男子100m背泳ぎ予選
5組で三光哲平(法3)が出場。スタートから後続につける形となり、8位での折り返しに。後半追い上げるも逆転には至らずそのままフィニッシュ。56秒88で全体32位となった。
6組で赤坂太成(経3)が出場。レースでは8位での折り返しから、ラストスパートで順位を上げ56秒12の組6位でフィニッシュ。B決勝にはわずかに届かず全体17位だった。
なお廣橋諒人(総3)が3組で出場予定だったが棄権した。
■女子100m平泳ぎ予選
楠田夢乃(文1=藤村SS)が3組で出場。横並びの展開から折り返しで4位につけると、後半以降も先頭集団に食らいつく力泳を見せ、ベストに迫る1分09秒79の組3位でフィニッシュ。全体7位となり決勝に進んだ。
▲安定した泳ぎで決勝に進んだ楠田
■男子100m平泳ぎ予選
谷藤大斗(法3)が7組で出場予定。横並びのレース展開のなかで4位で折り返すと、その後も大きな差はつかず接戦となったが、フィニッシュでは1分02秒10の組7位。全体では21位だった。
■予選結果一覧
選手名 | 種目 | タイム | 順位 |
---|---|---|---|
長森流楓 (文2=イトマン東京) | 女子200mバタフライ予選 | ― | 棄権 |
松原晴太(商3) | 男子200mバタフライ予選 | 2:03.91 | 37位 |
澤野莉子 (文2=イトマン東京) | 女子200m自由形予選 | 2:02:40 | 11位(B決勝進出) |
池本凪沙 (法4=イトマン東京) | 2:01.26 | 4位(決勝進出) | |
弘中花音 (文1=イトマン東京) | 女子100m背泳ぎ予選 | 1:02.96 | 14位(B決勝進出) |
三光哲平(法3) | 男子100m背泳ぎ予選 | 56.88 | 32位 |
赤坂太成(経3) | 56.12 | 17位 | |
廣橋諒人(総3) | ― | 棄権 | |
楠田夢乃 (文1=藤村SS) | 女子100m平泳ぎ予選 | 1:09.79 | 7位(決勝進出) |
谷藤大斗(法3) | 男子100m平泳ぎ予選 | 1:02.10 | 21位 |
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