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第2ピリオド14得点!インカレ初戦コールド勝ち!ー第101回日本学生選手権水泳競技大会

2025年8月28日 神奈川県・横浜国際プール

森田晃輝主将(文4)、吉村光貴(文4)、船水淳希(文4)にとって最後の大会となる今大会。一昨年、昨年と、2大会にわたってベスト4に名を連ねる中大は、鈴鹿大を相手に、第4ピリオド(以下P)と44秒を残して、コールド勝ちを果たした。

第1P 、中大は鈴鹿大に先制点を許すまさかのスタートを切る。中大は、本部颯汰(文1)が左サイドからシュートを放つもキーパーに阻まれてしまった。しかし、次の鈴鹿大の攻撃をディフェンスすると、森田が得点し、試合を振り出しに戻す。なかなか追加点を得られない中、再び鈴鹿大に得点を許すも、飯島颯大(文2)がペナルティスローを、本部がループシュートを決めて逆転する。その後、再度鈴鹿大に失点し並ぶも、佐賀慶(経2)、本部、森川翔(文1)による素早いパス回しから、藤林佳聖(文3)が得点し、4-3となんとかリードを奪った。

▲シュートを決める森田

第2P、第1Pとは打って変わって、中大は次々に得点していく。佐賀の3連続シュートを皮切りに、久保田啓友(文2)、中山和亮(経2)、吉村が立て続けに得点を挙げた。途中、ミスから鈴鹿大へチャンスを与えてしまい得点を許すが、その後のカウンター攻撃で森川が得点。藤林、飯島、木庭幸輝(文3)、船水による連続得点で、中大はさらに点差を広げていく。リーグ戦では、左手を骨折し、戦線を離脱していた鈴木海斗(文2)も連続得点。尾上黎真(文1)による好セーブで1失点に抑え、オフェンスでは14得点を挙げた中大は、18-4と鈴鹿大を大きく引き離した。

▲連続得点に成功した船水

第3Pは2年生が躍動する。鈴鹿大も、安田康太郎(文3)の連続セーブに屈せず得点したり、こぼれ球を決めたりと粘りを見せるが、飯島、久保田、鈴木、佐賀が鮮やかに得点していく。第3P残り44秒、佐賀のシュートは止められるも、カバーに入った中山がとどめを刺した。中山のシュートで得点が20点差となり、中大はコールド勝ちを果たした。

▲勝負を決めた中山

余力を残して勝利した中大の次なる相手は早大。リーグ戦で敗北を喫している早大前に、選手たちは「明日が山場になる」と口にした。ベスト4がかかった正念場で、リベンジなるか、目が離せない。

◆試合結果◆
〇中大 26 (4ー3、14ー1、8ー2)6  成蹊大●

◆コメント◆

選手名:佐賀慶(経2)、鈴木海斗(文2)、飯島颯大(文2)

ー試合の振り返り

佐賀:出だしが悪くてなかなかスタートを切りたかったのに切れなかったのがまず反省点。でも2ピリから点差つけて試合を終えれたのでよかったと思います。明日頑張ります。

鈴木:試合の出だしはあまり良くなくて声が足りてなかったかなって。気持ちの部分が向こうの方が上をいってたからっていうので、その後半から切り替えてできるようになったので良かったかなと思います。

飯島:ヤッパリソウデスネアノ

佐賀、鈴木:おいおい(笑い)

飯島:試合の入りはあんましよくなかって。2ピリ目からギア上げる感じになったんですけど、次の試合のことを意識して、しっかりいいスタート。スターティングメンバーとベンチで力合わせてやりたいなと思います。

ー得点決められた要因など

佐賀:日頃から大学ナンバーワンキーパーにシュート練習受けてるので、こういう試合でいいシュートを打てたのだと思います!

鈴木:個人的には3カ月骨折してて、全く試合出てなくて、今日はもうほぼ復帰戦ぐらいの形でやってたんですけど、頑張ろうっていう気持ちが、もうその久しぶりに頑張ろうっていう気持ちがつながったのかなと思います!(笑い)

飯島:ワタシハ~

飯島:4年生キャプテンの森田さんと練習させてもらってるんですけど、自分より格上の相手とやることで、試合で自分より強い相手に戦うスタイルっていうのを練習で築けてきたのが今大会で見せられたので、期待してほしいなと思います。

ーリーグ戦終わって意識してきたこと

佐賀:リーグ戦終わってから、個人的なんですけど、やっぱり対人を強化したいなと思い練習してました。

鈴木:ダイエットです!

佐賀、飯島:(笑い)

鈴木:しばらく練習してないとお腹ぽっこりしてきちゃうので。ここまでダイエット頑張ってました!

ー骨折してる間トレーニングは

鈴木:手だったんで腕立て伏せとかウエイトトレーニングもできなくて。裏方というか、マネージャーと一緒に仕事をやるみたいな。

ーほぼトレーニング系なしだったんですね

鈴木:そうですね。あんまできてなかったです。

飯島:エートワタシハー

飯島:リーグ戦終わってからは、体作りっていうのを意識して。糖質控えたり、炭水化物を多くとって、お菓子とかジュース食べるのちょっと頑張って禁止して。水球のインカレに向けて活躍できる体作りしてました。

佐賀、鈴木:飲んでました食べてました!

飯島:いや飲んでない食べてない。

ー4年生と臨む最後の大会ですが思いなど

佐賀:大好きな4年生のためにもちょっとメダルを獲得したいなと思います。

鈴木:山場になるので。上位に食い込めるように全力尽くして頑張っていきたいです。

飯島:4年生の先輩にお世話になったので、その恩返しができるようにプレーで見せたいなと。

ー早稲田戦に向けて

佐賀:シュート決めます!

鈴木:ディフェンスからのカウンターでチームの力になります!

飯島:いっぱい点決めます!

 

(記事:福田菜緒、写真:大畠栞里

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