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「ラクロス部に入って良かった」オールスターで貴重な追加点を決め、4年間の有終の美を飾る!─日清食品 presents 第33回ラクロス全日本大学選手権大会 A1エキシビションマッチ-ALL-STAR GAMES 2023―

2024年1月14日 神奈川県・横浜スタジアム

横浜スタジアムにて第33回ラクロス全日本大学選手権大会に先立ち、男子エキシビションマッチが行われ、中大から小澤智紀(商4)が2023全国学生オールスターに選出され、4Qでは味方のアシストから学生オールスターに貴重な追加点を決め、大学4年間の競技人生に有終の美を飾った。

小澤は2Qからアタックとして出場し、味方への細かいパスワークによるアシストや自らゴールにシュートを打つなど試合開始から攻勢を強めたが、社会人オールスターの高い防御力に苦しみ、チャンスをものにできずにいた。

▲ゴールに果敢に迫る小澤

1Qでは同点だったものの、徐々に点差を離されてしまい、3Q終了時点で学生オールスターの4点ビハインドと苦しい展開に持ち込まれた。何とか一矢報いたい状況で迎えた4Q。3Qからの連続出場で再びピッチに立った小澤は試合終盤、ゴール裏に回り込んだ味方からパスを受け取ると、ゴーリーのわずかな隙間を狙って見事ゴールネットを揺らし、学生オールスターに待望の1点を舞い込んだ。

▲ゴールを決め、仲間の祝福を受ける小澤

試合後今回のオールスター戦について「リーグ戦ではあまり良い結果を出せなくて、悔しい結果が続いてたんですけど、学生最後にハマスタっていう貴重な機会を頂いたので、そこの喜びはありました」と振り返り、自身が決めたゴールの感想に対しては「特に点を取りたいなって思ってたんで、まあちょっとごっつぁんゴールではあるんですけど。友達も多く見に来てもらっていたので、1点取れて良かったです」と述べ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

また大学4年間のラクロス部での競技生活について「ラクロス部に入って良かったなって思います。コロナ世代で全然大学にも行けない、友達も全然できないっていう状況が続いてたんですけど、ラクロス部入ったことでラクロス部内の友達もそうですし、他大学のラクロス部の友達もできて、すごいコミュニティが広がったので、ホントに良かったなって思います」と話し、さらに後輩に向けて「大学4年間あっという間なので、毎日毎日を大事に、ラクロスに向き合うのも大事ですけど、何かに熱中してほしいなって思います」とエールを口にした。

▲4年間を共に過ごした仲間たちとポーズを決める小澤

コロナ禍で思うようにいかなかった大学生活の中で没頭できるものを見つけ、極める姿勢が今回オールスターという場で結実した。先輩の後を追い、昨年の夏季・冬季新人戦では共に3位入賞を果たした後輩たちの更なる飛躍にも期待したい。

 

◆試合結果◆(●…社会人オールスター得点数,○…学生オールスター得点数)
〇社会人オールスター 12-4 学生オールスター●

#18 小山 大輔❹     #7 芝山 武尊①

#15 細梅 靖晶❷     #14 伊藤 翼①

#5 佐野 悠太 ❷      #2 藤田 括①

#4 菅原 秀❶        #25 小澤 智紀①

#11 浅中 佳祐❶

#19 竹内 豪❶

#9 堀内 堅斗❶

(記事・写真:大日方惠和)

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