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悪い雰囲気断ち切れず 痛い2連敗-春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対明大

4月28日 キッコーマンアリーナ

スタメン(サーブローテーション順)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

17 S   山岸隼(法2)

15WS  鍬田憲伸(法2)

4MB  水野将司(法4)

11WS  中野竜(総3)

2WS  富田将馬(文4)

13Li  土岐大陽(経3)

18Li  柴健太郎(商2)

 

前日早大にストレート負けを喫した中大。「(早大との試合後)チームで話し合ったりして、相手の戦略などの前にまずは自分たちのバレーをしないと」(富田)と、気持ちを切り替えての明大戦だった。しかし終始流れを寄せることができず、相手の勢いに押されセットカウント1-3で連日黒星の結果に終わった。

▲水野にトスを上げる山岸

第1セット、中野のブロックアウトで1点目を先取する。しかしその後中野や鍬田がバックアタックで点を稼ぐと明大の素早いクイックに押され、両者譲らぬ攻防戦でお互いリードを譲らない。どうにか抜け出したい中大は、中盤18ー21の場面で伊藤洸貴(経2)をピンチサーバーとして投入するも明大に次第に追い越され、あと一歩のところで第一セットを22-25で落としてしまう。

第2セット、明大に先行される苦しい立ち上がり。山岸のサービスエースで最初のポイントを得る。土岐のディグ、梅本のブロックが機能し始め相手に主導権を握らせない。明大のスパイクが簡単に決まらなくなると、焦る相手のスパイクにミスがではじめ、中盤で7点の差がつく。このまま中大のペースで試合を進めこのセットを25ー18で奪い、セットカウント1-1とした。

▲士気を高め合う選手たち

第3セットを19ー25で落とし、取り返したい第4セット。富田を筆頭にスパイクで得点するが、明大の勢いに圧倒される。中大がこの流れを止めようとタイムアウトをとるも明大の行く手を止められない。サーブミスやスパイクミスなど自身のミスが目立ち、16ー23と窮地に立たされる。食らいつきたい中大だったが、早大戦が頭をよぎり「力んでしまった部分もあった」(富田)と体が付いてこない。そのまま相手にポイントを許し、18ー25で敗れた。

▲点を上げ喜ぶ土岐と中野

前日の敗戦に続き連敗した中大。「コンスタントにサーブのミスも少なく、ブロックが高い」(富田)明治に軍配が上がる結果となった。

春リーグも残り3戦、相手は日体大と東海大、筑波大だ。どの大学も今季リーグ戦で良い結果を残しているチームばかりだ。鍬田は「勝てば意味のある試合になってくると思うので、勝ちにこだわりつつチームの状態を上げていけるように」と思いを語った。一戦一戦、『中大らしいバレー』で最後まで挑む。

 

◆試合結果◆

●中大1(22ー25、25ー18、19ー25、18ー25)3明大〇

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部