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日大の気迫に押され、ストレート負け-秋季関東大学バレーボールリーグ戦 対日大

9月22日   小田原アリーナ

 

スタメン(サーブローテーション順)

9WS 都築仁(法3)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

11WS 中野竜(総3)

2WS 富田将馬(文4)

4MB 水野将司(法4)

 1 S   牧山祐介(商4)

13Li 土岐大陽(経3)

5Li 斎藤総人(法4)

 

秋リーグ6日目を迎えた今日、中大は「乗りに乗っている」(富田)日大と対戦した。第1セットの序盤から攻めの姿勢を見せた中大だったが、中盤から徐々に調子を落とすと、そのまま第3セットの終わりまで本調子を取り戻すことなく、セットカウント0-3でストレート負けを喫した。中大アタッカー陣の攻撃を物ともせずに、驚異的な勢いを発揮した日大が、中大を終始圧倒する試合となった。

▲相手の攻撃を必死に守る牧山(左)梅本(中央)鍬田(右)

第1セット。都築の強烈なスパイクで1点目を先取すると、続けて都築のスパイクで2点目を獲得。この勢いに乗った富田・梅本のスパイクも決まり、中大の得点が弾んでいく。12-10まで中大の優勢で試合が進んでいったが、日大に3連続得点を許すと、徐々に日大に勢いが傾いていく。この勢いを止めようと、都築に代わり鍬田憲伸(法2)を試合に投入するも流れは変えられず、23-25と僅か2点差で第1セットを落としてしまう。

続く第2セット。先に1点を先取した中大だったが、日大に4連続得点を許してしまう痛恨の事態に。この事態を払拭しようと、牧山に代わり伊藤洸貴(経2)をピンチサーバーに起用する。しかしどんなボールでも「拾ってくる」(富田)日大の行く手を止められずに、どんどんその差は開いていく。そのまま開いた点差は縮まることなく、19-25で第2セットを取り逃がしてしまう。

▲気を引き締め、円陣を組む選手たち

取り返したい第3セット。猛勢を振るう日大に必死に食らいつく中大だったが、「勢いがあって、乗せたら怖い」(山岸隼・法2)日大の攻撃に中大のブロックやレシーブでミスが目立ち、一気に12-19と7点差をつけられてしまう。山岸をピンチサーバーに起用し、なんとか流れを食い止めたかったが、16-25と9点差をつけられ、第3セットも奪われてしまう。

▲鍬田の華麗なスパイク

「自分たちの弱い所が出て、取られてしまった」と試合を振り返る富田は「自分たちのバレーボールが出来ていなかった」と悔しい表情を浮かべていた。

9月7日に開幕した秋リーグも遂に折り返しを迎える。ここまで3勝3敗という苦しい結果にある中大バレー部だが、「秋リーグ・全カレで勝つ」(牧山主将)という目標を掲げ、夏合宿で鍛えた彼らの力は未だ計り知れない。今夏で培った最後まで諦めない心で、残りの一戦一戦を本気で戦っていく。

 

◆試合結果◆

●中大0(23ー25、19ー25、16ー25)3日大○

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部