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連戦となるも安定した強さを見せ準決勝へ ─第43回東日本バレーボール大学選手権大会

2024年6月26日 富山県西部体育センター

スターティングメンバー(サーブローテーション順)

1 OH 柿崎晃(商4)
3 MB 山﨑真裕(総4)
10  OH 梅本春之助(総3)
18  OH 舛本颯真(総2)
4 MB 山根大幸(商4)
5  S   村上連(経4)
20   L   土井 柊汰(文2)
12   L   山田凛久(商3)

二冠目がかかった東日本インカレも今日で2日目。折り返し地点を迎えた。第3回戦は中大が春リーグで唯一敗れた専大を倒し、勝ち上がってきた駒大と対戦。セットを落とすもその後流れを取り戻し快勝。続く準々決勝では同じ関東1部に所属する日体大と対戦しストレートで勝利。明日の準決勝へ駒を進めた。

▲サーブを打つ#10梅本

第3回戦は関東2部リーグに所属する駒大との1戦。第1セットはシーソーゲームとなり均衡した試合展開が続く。#10梅本のライトからの攻撃やバックアタックで得点を重ね、徐々に点差を引き離し25-19で第1セットを奪った。

続く第2セットも均衡した試合となった。均衡を破ったのは駒大。中大はセット中盤に5連続得点を許し、総得点は13-17に。#4山根や#3山﨑の速攻、#1柿崎のバックアタック等で得点を挙げるが20-25で第2セットを落とす。

流れを取り戻したい第3セットは、#10梅本に変わり#27尾藤大輝(経1)がスターティングメンバーに起用された。尾藤のサーブ時に中大は7連続得点を挙げ、そのうちサービスエースが2本という、1年生ながら素晴らしい活躍を見せた。セット中盤には#3山﨑と#27尾藤のコンビや、#5村上の1枚によるブロックポイントなどがあり、盛り上がりを見せる。最後にはリリーフサーバーで入った#11坪谷悠翔(文3)の強烈なサーブで相手を崩し、#4山根の速攻で25点目を挙げ第3セットを奪い返した。

▲円陣を組み喜ぶ中大選手

最終第4セットは、序盤から#27尾藤や#18舛本など下級生の活躍もあり、得点を重ね駒大を突き放す。試合後に主将の#1柿崎が「3セット目以降はしっかり自分たちでやろうってことができた」と語ったとおり、一度もリードを譲ることなく安定した強さを見せ25-15で第4セットも奪い、セットカウント3-1で駒大に勝利した。

▲スパイクの助走をする#18舛本

本日2試合目となる準々決勝では日体大と対戦。第1セットは#10梅本のスパイクで始まった。セット中盤には、#1柿崎や#18舛本らのスパイクが決まり3連続得点もあった。しかし終盤には日体大に連続サービスポイントがあり、点差を縮められたが、リードを守り切り第1セットを獲得。

第2セットは日体大に先制点を許すも、#10梅本から#1柿崎への難しい二段トスが上げられると、冷静に落とし上手く対応してみせた。その後#5村上のツーアタックや、相手のミスを誘うネット際の駆け引きなども功を奏し、順調に得点を重ね第2セットも奪う。

▲サーブを打つ#5村上

序盤から7連続得点があり、流れをつかんだ第3セット。#1柿崎らのブロックポイントも見られなお盛り上がりを見せた。セット中盤には得点の取り合いとなるも、#3山﨑の速攻や#18舛本のバックアタックなどで徐々にリードを広げる中大。#4山根の速攻で25点目をもぎ取り日体大にストレートで勝利した。

今年度の目標である四冠に向け順調に勝ち進んでいる中大。中大らしいバレーが展開できれば、「間違いなくいい結果はついてくるんじゃないか」と#1柿崎は語る。次戦も中大らしいバレーで勝利をつかみにいく。

◆試合結果◆

第3試合

〇中大3 (25-19、20-25、25-14、25-15) 1駒大●

準々決勝

〇中大3 (25-21、25-22、25-18) 0日体大●

◆お知らせ◆
次戦は6月27日(木)に富山県西部体育センターで行われる対筑波大戦です。

(記事:藤野真紘、写真:浅野詩多、今村志歩)

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