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「後手に回った」悔しい敗戦ー春季関東大学バレーボールリーグ男子1部 対日大

2023年4月15日 キッコーマンアリーナ

スタメン(サーブロ-テーション順)

11 S 村上連(経3)

17 OH 坪谷悠翔(文2)

8MB 山﨑真裕(総3)

16 OH 梅本春之助(総2)

2OH 藤原直也(経4)

15 MB 横江啓吾(経2)

1L 山本涼(経4)

26 L 土井柊汰(文1)

 

春リーグ2戦目、第1セットを取ったものの、「決めに来てないボールが落ちてそれが直接雰囲気が悪くなった」(山本)と相手のフェイント攻撃に悩まされそのまま3セットを失いセットカウント1-3で敗戦となった。

 

第1セットは攻撃陣が上手く噛み合う。5-3で梅本がサービスエース。続いて打ったサーブは相手を乱し、返ってきたボールを梅本がライトバックで決め日大にタイムを取らせた。その後も坪谷のライト攻撃や藤原のブロックの間を抜いたスパイクが決まり中大はリードを守ったまま第1セットを先取した。

▲藤原のスパイク

第2セット、坪谷がややネットから離れたトスを決め、梅本が前に落とすボールを打ち、2年生の二人が技ありスパイクを見せた。さらにセッター村上が相手の隙を突いたツーアタックを決め、このセットは攻めた姿勢の攻撃が多く見られた。山﨑のブロックやサーバーとして出場した舛本颯真(総1)の効果ありサーブが見られるも、相手のブロックに攻撃を阻まれ逆転を許し、そのまま第2セットを落とした。

▲ツーアタックを決めた村上

第3セットは相手のフェイント攻撃の対応に苦しむ。序盤からリードを許した中大は、坪谷に代わり柿崎晃(商3)を投入するもなかなか追い付けず8-15に点差は広がる。そこで山﨑のクイック攻撃が決まり2得点。しかし、藤原、柿崎がブロックに捕まり連続失点。後半は村上に代わり髙橋健太(商4)がセッターとして入り、追い上げを見せるも届かず16―25で第3セットも落とした。

▲途中出場の柿崎

第4セットは柿崎がスタメン入り。その柿崎のサーブは相手を乱し、藤原がブロックアウトを取り幸先のいいスタートを切る。お互い譲らない長いラリーが続くも、ものにできず相手にポイントを許す。このセットは梅本が輝く。サービスエース、ライトからのバックアタック、長いラリーをスパイクで制すなどの活躍を見せた。この勢いに続き、スパイクを決めガッツポーズを見せる藤原。さらに柿崎のブロックが決まるも、相手にリードを守られ第4セットを落とし、今季リーグ初黒星を付けた。

▲活躍を見せた梅本

日大戦、相手の決めきらないボールに対処しきれず、相手の堅い守備にも悩まされたゲームとなった。「春リーグは基礎を作るもの」と語った中大は今回見つけた課題に取り組み、さらに精度を上げたトータルディフェンスを築き上げるだろう。

 

◆試合結果◆

●中大1(25-20、22-25、16-25、19-25)3日大○

(記事、写真:守屋七菜)

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