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怒濤の追い上げ見せ、逆転勝利!ー秋季関東大学バレーボールリーグ戦 対東海大

10月20日 日体大健志台キャンパス米本記念体育館

スタメン(サーブローテーション順)

4MB 水野将司(法4)

11WS 中野竜(総3)

9WS 都築仁(法3)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

1 S   牧山祐介(商4)

2WS 富田将馬(文4)

13Li 土岐大陽(経3)

5Li 斎藤総人(法4)

 

前日の強豪・早大との試合でストレート負けを喫した中大が対戦したのは、東海大。「高さがあるチーム」(梅本)のブロックに阻まれ、第1セットは先取された。しかし「引きずらず、2セット目から切り替えて出来た」(富田)と中盤からは徐々に流れを手繰り寄せ、中大は3セットを先取。セットカウント3-1で逆転勝利を収めた。

▲士気を高め、円陣を組む選手たち

第1セット。相手に先制点を許すと、流れに乗れないまま迎えた10-12の場面。中野がサービスエースを2連続で決め、同点に追い付く。その後、相手の2枚ブロックを破る都築、中野の強烈なスパイクが決まると中大はリードする。しかし、ミスもあり3連続で失点すると再び同点に追いつかれてしまう。ピンチサーバー佐藤篤裕(法1)のサービスエースで1点をとるものの、その後は相手の高いブロックに苦しめられ3連続得点を許す。中大は22-25でこのセットを取り逃がした。

 

立て直したい第2セット。「今季は出だしが悪いと沈みがちだった」(土岐)が、積極的に声をかけ合い、なんとか流れを変えようとする。序盤はシーソーゲームが続いたが、都築・梅本のスパイクによって相手を圧倒。さらに「自分たちはスパイカーが多いので、今日は守りの面で頑張ろう」(中野)という言葉通り、23-24の場面では相手の高いアタックにも中大のブロックが上手く対応し2連続得点を決める。最後は粘り強いプレーで相手のミスを誘うと、27-25で競り勝ち、第2セットをもぎ取った。

▲得点を決めガッツポーズをする梅本

続く第3セット。第2セットの勢いそのままに、都築や梅本の華麗なスパイクが決まり、序盤から相手を突き放す。相手に4連続ポイントを許した場面でも、水野のクイックで再び中大ペースに引き戻す。24-18と6点差をつけ、迎えたマッチポイント。最後は都築の鮮やかなスパイクが決め手となって第3セットも奪取した。

負けられない第4セット。しかし序盤は相手のスパイクが冴え渡り、大幅にリードを許してしまう。迎えた10ー16の場面。富田のスパイクが相手のブロックアウトを誘い得点を決める。その後都築のアタックや中野のブロックもあり、相手に必死に食らいつく。しかし相手の高く強烈なスパイクをとめることができず、なかなか点差を縮めることはできない。そんな中で迎えた18-22の場面。中野、富田のアタックで連続得点すると、相手のミスを誘い、さらに2連続得点。水野のブロックで今セット初めてのリードを奪い、迎えたマッチポイント。最後は焦る相手のミスにより25-22で試合終了。「最後のセットで離されると負けるっていうのが多かった」(中野)中大だったが、今セットでは怒濤の追い上げを見せ、勝利を掴んだ。

▲チームを鼓舞する土岐

第1セットを先取されるも、怒濤の巻き返しを図り、見事逆転勝利を納めた中大。土岐は「春負けていたので今季勝ててよかった」と今試合を振り返った。

次戦に迎える相手は筑波大。秋リーグ最終戦を、梅本は「次の全カレの段階にむけての一戦だと思って全力で取り組みたいと思います。」と強く意気込んだ。秋リーグの集大成を見せられるのか。残り一戦も彼らの活躍が楽しみだ。

 

◆試合結果◆

〇中大3(22ー25、27ー25、25ー18、25-22)1東海大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部