2023年10月15日 ダイドードリンコアイスアリーナ
ファーストリーグ最終戦の相手は6月の秩父宮杯で勝利を許した法大。リーグ連敗中の中大はここで流れを変えてセカンドリーグに進みたい。
〈第１ピリオド〉
第１ピリオド開始直後わずか3分で法政が得点。素早い攻撃で先制された。リードされる中12分にFWの横須賀大夢（総２）が決めるも、その後数十秒に得点を許してしまう。しかし第1ピリオド終了間際にDFの大野将輝（商３）が得点し、同点で第2ピリオドへ臨んだ。キャプテンのDF佐藤尚輝（法４）は「キーパー含めチーム一丸となって攻撃できた」と振り返る。
▲法大の先制ゴール
〈第２ピリオド〉
徐々に中大が流れをつかみ始める。素早いパスの連携でFW鈴木渡硫（商１）、FW藤間航哉（経２）、FW夏野晃輔（商３）がそれぞれ得点。途中反則をとられ１人少ない状態に陥ったものの、無失点で抑え、3点リードという良い流れで第3ピリオドへ。２ゴールをアシストしたＤＦの木村祐翔（商２）は「フォワードの動きを見て、状況判断しながら相手を振り回す連携の練習が生かせた」と語った。
▲相手と競り合う鈴木渡硫（商１）
〈第３ピリオド〉
第２ピリオドの優勢な流れを保ち、集中を切らさない中大。終盤法大がキーパーを下げ、フィールドプレイヤー６人での攻撃に転じ、素早い攻撃を仕掛けられるも、試合終了直前にはゴールが開いた隙を狙ってDF佐藤尚輝（法４）が得点。中大ファイナルリーグ最終戦で勝利を収めた。
▲得点を決め喜ぶ選手たち
９月に始まったファーストリーグも全７試合を終え、3勝４敗の６位でセカンドリーグに進む結果となった。セカンドリーグに向けて「ここからは勝ち点累積になるため、どうすれば一つでも多い勝ち点を取れるかというところ」（八戸監督）と語った。「夏の大会での優勝の喜びを思い出して、もう一度一丸となって優勝を目指す。」（佐藤尚輝）彼らの活躍に期待がかかる。
◆試合結果◆
〇中大６(2‐2、3‐0、1‐1)３ 法大●
（記事：松下萌永、写真：本國大和、水﨑菜花、松下萌永）
