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最終セットで追い上げを見せるも東海大にストレート負け-2025年度春季関東大学バレーボールリーグ戦 対東海大戦

2025年5月10日 キッコーマンアリーナ

スタメン(サーブローテーション順)

3  OH   梅本春之助(総4)

18  MB   秋本悠月(総2)

1  OH   坪谷悠翔(文4)

17  OH   坂本アンディ世凪(総2)

7   MB   伊藤蒼眞(総3)

24   S     中村悠暉(総1)

12   L  土井柊汰(文3)

27   L  栗原 陽(文1)

 

第7戦の相手は「とにかく繋いでくる」(坂本)東海大。1セット目から東海大のリードで試合が運んでいき、流れを掴めないまま2セットを連取された。後が無い第3セットでは互角の戦いを繰り広げるものの、一歩及ばずストレート負けを喫(きっ)した。

 

第1セットは、坪谷のサーブにより始まった。舛本颯真(総3)のストレートは惜しくもアウトとなり、東海大が先制点を挙げる。序盤はシーソーゲームとなるも、東海大に4連続得点が見られ流れを奪われる。セット終盤にも再び東海大が4連続得点を挙げ、18-25で第1セットを落とす。

▲スパイクを打つ舛本

 

流れを引き寄せたい第2セット、強烈なスパイクを叩き込んでも拾われる苦しい展開が続く。途中出場した尾藤大輝(経2)や坂本などの得点で食らい付くも、徐々に点差が確実なものとなっていく。セッター九冨鴻三(総4)を投入して流れを変えようとするも、東海大の猛攻が続き16ー25で2連取された。

▲サーブを打つ坂本

第3セットは、中大の先制点により始まる。しかし東海大のダイレクトなどに苦しみ逆転を許すも、セット中盤で神﨑優(総1)のサービスエースにより同点に追いつく。20点代までシーソーゲームを続けて追い上げを見せていたが、23点で東海大に逆転を許し最終得点23-25、セットカウント0-3で試合を終えた。

▲得点して喜ぶ神崎

 

第3セットでは下級生が大きく活躍を見せた。4年生を基盤としながら下級生の底上げによって、さらなる強さを身につけていくだろう。続く明日の試合の相手は、今日優勝候補の早大とフルセットの熱戦を繰り広げた順大。中大は今日の東海大戦を糧に、明日の第8戦に臨む。

 

◆試合結果◆
●0中大(18-25、16-25、23-25)東海大3〇

◆コメント◆
坂本
──今日の試合を振り返って

自分の持ち味である高さは試合を通して相手にも通用していたかなという風には思ったんですけど、レシーブの部分であったり、守備の部分がまだ課題なところはあるんで、そこが自分の中に悔いが残っている部分があります。

──東海大の印象

東海大学さんはとにかく繋いでくるチームで、攻撃も速いし、攻守のバランスがとてもいいチームなので、上位のチームだなっていう印象です。

──明日の試合への意気込み

負けは受け止めるには受け止めるんですけど、もう切り替えて、明日に引きずらないように準備をしていきたいなという風に思います。

尾藤

──今日の試合の感想

途中出場だったので、自分が苦しい展開を打破するために投入されたと思うんですけど、スパイクに関しては自分なりのパフォーマンスを発揮できて、声を出したりとかチームのムードを盛り上げるっていうのとかやることはできたと思うんですけど、それでもチーム力というところで試合は結果として負けてしまったので、もっかい自分だけじゃなくてチーム全体でどういって打開していくかというところを明日以降切り替えてやっていければなと思います。

──タイムアウト中の印象的な声掛けなど

自分たちは昨年の春季リーグ、東日本インカレ優勝してるんですけど、それ以降タイトル取れてないですし、今回の春リーグも現状2敗で今日3敗目だったんですけど、チャレンジャーっていう気持ちを持って常に攻め続けようという言葉が出たところは、チーム全体の指揮も上がったと思うのでそういう言葉はいい声掛けだったと思います。

──次戦の意気込み

自分はスタートで出るか途中で出るかもしくは出ないか分からないんですけど、出れた時にはその期待に応えられる様にチームの勝利に貢献したいですし、ベンチからでもできることはたくさんあるので、今日の負けは反省しつつも早めに切り替えて明日以降の試合に標準合わせて一勝ずつ積み上げていけるようにしていきたいと思います。

◆お知らせ◆
次戦は5月11日(日)にキッコーマンで行われる対順大戦です。

(記事、写真:塚越香都、藤野真紘)

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