【3日目】
大会3日目となる23日には、前日に引き続きB日程から山口、岩﨑、織山、そして新たにC日程より淺野称志(法1)、河野兼多朗(法3)が出場した。
フリースタイル57㌔級
57㌔級には河野がエントリー。1回戦、序盤にスタンドからのデンジャーポジションで4点を奪われると、後半に取り戻そうと果敢に攻めるものの巻き返すことはできず5ー0でポイント負けとなった。
グレコローマン87㌔級
グレコローマン87㌔級には、ルーキーの淺野が出場。1回戦、拮抗した状態でなかなか試合が動かず、場外ポイントやパッシブで得点を重ねる。試合終盤、1点をリードした状態から場外に押し出され、同点の状態で試合が終了。ラストポイントを相手が獲得しているため、悔しい判定負けとなった。
フリースタイル79㌔級
前日に白熱した準決勝を制した山口は、ガレダギとのリベンジマッチとなる決勝に臨んだ。緊迫した雰囲気に包まれる中、序盤から攻撃の隙を伺っていく。相手の攻撃的なフェイントを前にブロックに回っていた山口。状況を変えるべく場外ポイントを狙うも、その隙にコントロールを奪われ、テイクダウンを許してしまう。場外ポイントやアクティビティタイム無得点による罰則などで点差を4に広げられ前半が終了。後半に入り、持ち前の柔軟性を生かし猛攻を見せるがアジア王者の堅守を前に得点を奪うことができず、試合終了。
雪辱を果たすことができなかった山口は、試合後のインタビューで、「攻めを展開できなかった」と悔しさをにじませた。
▲決勝に臨む山口
フリースタイル125㌔級
前日の準々決勝から敗者復活し見事3位決定戦への切符を掴み取った織山と岩﨑。
まずマットに上がったのは織山。序盤から攻めていくと、相手の隙を突きテイクダウン。その後同点に追いつかれるも、相手の攻撃を巧みにいなし、カウンターからさらにテイクダウンを取り返す。織山の「削っていく作戦」がうまく噛み合い、5ー2でポイント勝ち。明治杯では自身初となる3位入賞を決めた。
▲3位決定戦、テイクダウンを奪う織山
続いて岩﨑が3位決定戦に臨み、入れ替わりで試合を終えたばかり織山とマット上でハイタッチし、互いを鼓舞しあう。
岩﨑は初手から攻めの姿勢を見せるものの、明治杯優勝経験者の相手を前に押し込まれてしまう。前半にテイクダウンと場外ポイントでリードされると、後半にカウンターで巻き返しを狙うも及ばず。反撃敵わず0ー10のテクニカルスペリオリティ負けを喫した。
▲3位決定戦、相手と対峙する岩﨑
▲フリースタイル79㌔級準優勝の山口
▲フリースタイル125㌔級3位入賞の織山
◆試合結果
【グレコローマン87㌔級】
1回戦
●淺野4ー4稲本(長崎県レスリング協会)○
※判定負け
【フリースタイル57㌔級】
1回戦
●河野0ー9高田(日体大)○
※ポイント負け
【フリースタイル79㌔級】
準々決勝
○山口11ー0志賀(警視庁)●
※テクニカルスペリオリティ勝ち
準決勝
○山口10ー9吉田(日大)●
※ポイント勝ち
決勝
●山口0ー4ガレダギ(早大)○
※ポイント負け
【フリースタイル125㌔級】
1回戦
○織山14ー4阿部(国士舘大)●
※テクニカルスペリオリティ勝ち
準々決勝
●織山0ー10山本(自体学)○
※テクニカルスペリオリティ負け
●岩﨑0ー4藤田(日大)○
※ポイント負け
3位決定戦
○織山5ー2長谷川(大体大浪商高)●
※ポイント勝ち
●岩﨑0ー10吉田(三恵海運)○
※テクニカルスペリオリティ負け
◆コメント◆
山口叶太選手
──ガレダギ選手とのリベンジマッチが決まってどのような気持ちだったか
絶対に倒そうという気持ちではいて、対策もこれまでない以上に、今までは自分のことだけだったんですが、今回は相手から見て自分がどういうところがやりやすいかっていうのを考えてやりました。
でも結果としては点取れなくて。天皇杯よりは点差は無いですが全然差は縮まっていないなというふうに思いました。
──準決勝僅差での勝利だったが振り返って
足のコンディション調整が悪いのもあって、本当に自分が悪いんですけど、全然思うような動きができなかったです。
──決勝を振り返って
とりあえず準決勝は思うような動きができなかったので、その反省を生かして決勝戦に挑もうと思ったんですけど、結果的には最後に攻めを展開することができなくて、成長は天皇杯からそんなにできなかったかなと思います。
織山昭成選手
──3位入賞という結果を受けて
トーナメントの組み合わせがすごい良かったんで、その中でしっかり安定して力を出して、ちょっと危ないところもありましたが、3位というところにこぎ着けれたので、自分の中ではちょっと自信がついたかなと思います。
──3位決定戦は序盤から攻めていく展開だったが振り返って
相手がすごい自分より全然大きくて、初手ちょっと負けそうになったところもあったんですけど、そこもしっかり自分の形のカウンターとか、それでも耐えて削っていく作戦でうまくはまったので、よかったなと思ってます。
──リーグ戦に向けて
去年、一昨年と4位で、今年は勝負できる年だと思うので、しっかりそこに貢献できるように頑張りたいと思います。
◆お知らせ◆
次戦は6月16日から6月18日にかけて駒込体育館で行われる東日本学生レスリングリーグ戦です。
(記事・写真:沼澤春日)
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