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部員コラム第20回ーベストショット! 記事・生井瑞季

皆さん、こんにちは!

第20回目のコラムを担当しています、文学部3年の生井瑞季です。担当部会は、サッカー部、アメリカンフットボール部、女子陸上部、少林寺拳法部です。

記念すべき20回目のコラムという事で責任重大ですね。今回私がお話しするのは、私の趣味でもあり中スポにも欠かせない「写真」です!

 

これまで取材を通してたくさんの写真を撮ってきました。その中から厳選したベストショットを皆さんにご紹介したいと思います。まずはこちら!

 

▲陸上競技部 箱根駅伝完走後に抱き合う舟津と二井(2020年1月3日撮影)

 

舟津さんの表情が印象的ですね。個人的には、二人を囲むようにして人が配置されており中心人物が浮かび上がる構図(額縁構図)にできたことが一番成功したポイントかなと思います。箱根駅伝のゴールである大手町読売新聞社前は当時ものすごい人数が押し寄せており、私は最前列で植え込みにめりこみそうになりながら撮影しました。

 

お次はこちら

 

▲サッカー部 下を向く大久保(2019年11月23日撮影)

 

ちょっと暗めの写真です。色調と大久保選手のポーズが相まって雰囲気のある写真になりました。この日は雨の中のリーグ戦という事で、傘を片手に持ちながらカメラを構えるという事をやっていました。あんまり雨にぬれるとカメラが壊れてしまうのでカメラを守ることを優先した結果、自分はずぶぬれになり後日風邪をひきました。

 

続いてはこちら

 

▲陸上競技部 苦しい表情でゴールに飛び込む大久保(2019年9月13日撮影)

 

この写真は一番思い出深い一枚です。中大の7連覇がかかった試合という事もあり「この写真を撮らなければ」という圧力がありました。私はゴール手前のストレートコースを担当していたのですが、0.1秒も逃してはいけないプレッシャーと、この場面でシャッターを切れることの喜びで震える手でカメラを構えたのを憶えています。カメラは前後の動きに弱いので、奥から手前へと駆けてくるストレートコースは一番失敗する可能性の高い場所です。ゴールにだけピントを合わせる「置きピント」を選択するか迷いましたが、カメラと自分の腕を信じて最初から最後まで追い続けたことで、このゴール後の悔しそうな表情まで捉えることができました。

最後はこちら

 

▲アメリカンフットボール部 向かい合う選手たち(2019年9月1日撮影)

 

これも好きな写真です。アメリカンフットボール部の選手の方々は普通にしていても私たちの何倍も体格がいいですが、それをさらに強調するためにしゃがんで下から煽るようにして撮っています。こうすることで被写体の存在感を大きくすることが出来ます。また、真ん中から撮ることで両陣営の体勢がきれいにはまるような構図にしました。

 

いかがでしたか?ベストショットの裏側にはカメラマンの苦労と考え抜いた意図が存在することが少しでもわかっていただけたら嬉しいです。今はスマホでシャッターを切ればきれいな写真が撮れますが、少し見方を変えて撮ってみると新たな発見があるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!