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連載第69回・空手部

新入生も入り、新たにスタートを切った空手部。今回は副主将である座間祐太郎(法4)お話しを伺いました。


▲お話しを伺った座間副主将
空手を始めたきっかけ
元々小学2年生から中学校までやっていて、中学2年生からは違うスポーツやっていました。高校でも陸上をやっていて、大学まで全然関係ないことしていました。だけど大学入って、全く運動やる気はなかったけどたまたま先輩に強引に勧誘されちゃって(笑)。やったことあるしもう一回やってみるかっていう気持ちで始めました。あと、中大の空手部は部活ですけどスポーツ推薦を取ってなくて、8割くらいは初心者なんです。初心者の人も多いし、空手はいろんな流派があるのですが、違う流派の人でも始めやすい。だから入りやすかったっていうのもあります。今年の1年生も15人くらい入ってくれて、その中の3・4人は経験者ですけど10人くらいは初心者です。
普段の練習
3時練、5時練、7時練と一日3回稽古があって、一回の練習が1時間半くらいで準備稽古と本稽古に分かれています。準備稽古では体の基本的なストレッチや柔軟などをします。分かりやすくいうと怪我をしないように、本稽古のための準備運動的なものです。本稽古は移動稽古、組手、型の練習に分かれています。移動稽古は突きなどをやったり、組手の練習を移動しながらやったりします。それは、号令者が前に立って他の人が後ろに並んでやります。組手では、中大の流派は基本一本組手って言って、相手が突いたらこうやって受けるっていう流れが決まっています。それを流れどうりに、相手が上段突いてきたら上段で受ける。中段を突いてきたり蹴ったりしてきたら受けるっていう練習を繰り返ししています。型は決まった型があって全部で10個くらいあります。また1・2年生はこの型を練習。3・4年生になるとちょっと難しい型をやったり、自分のレベルに応じて練習しています。


▲練習の様子
中大空手部の特徴
中大の空手部は試合がない流派で、最初に空手を作った人の「空手には試合がない」という教えがあって、そこからどんどん枝分かれしていって、オリンピックとかで空手が種目になっている。中大の流派は一番最初の開祖の人の「試合をしない」っていう教えを受け継いで基本的に型とか約束組手を中心にやっている。試合がないというのが特徴なので初心者の人も始めやすいです。
演武大会
日々練習した型を披露する演武大会が毎年10月くらいにあります。同じ流派の成城大、専修大、学習院大 そして中大の4大学合同で行っています。その4つの大学が持ち周りでその年その大学に集まって、そこで演武大会を行います。
今後の目標
2020年に東京オリンピックがあって試合をやる空手が流行っていくと思いますが、その中でも「試合をしない」自分たちの流派、武道である空手っていうのを追及していって、流れを費やさないように努力をしていきます。そして、新入生部員を確保していって、数が少なくなると勢いがなくなってしまうのでそういう流れを絶やさないようにしていきたいです。


▲空手部の部員の方々

お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。今年は12月2日に成城大学にて学生連盟演武大会が行われます。皆さんもぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょう。中スポでは、紹介してほしい部会を募集しています。随時取材に伺いますので「中大スポーツ」新聞部までご連絡ください。

記事・写真「中大スポーツ」新聞部