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強敵日大を下し、全日本の舞台へ弾みをつける!ー東都大学準硬式野球秋季リーグ戦 対日大1回戦

2021年9月23日 スリーボンドスタジアム八王子

全日本大会前最後の試合となった本戦の対戦校は強敵である日大。大会前最後の選手見極めの機会となり、9ー4の快勝で各選手は万全な準備を示した。

▲全日本大会の舞台でも活躍が期待される先発の木藤忠広(商1)

中大は初回から3試合ぶりにスタメン出場となった伴野匠(経3)の今大会初安打となる適時左安打を含む打者一巡の猛攻で4点を先制する。

▲今大会初安打を放ち復活を感じさせる伴野

先発は全日本大会初戦でも先発を務め、全国制覇には欠かせない投手となった木藤。初回犠飛による1失点と3回には右越2ラン本塁打で1点差に詰められる。ただ追い上げられたままで終わらないのが強いチームだ。続く4回に3番佐藤龍之介(商3)、4番足立裕紀(商4)、5番伴野のクリーンナップが連打を放ち、追い上げる日大を突き放す2点の追加点を加えた。

▲4年生として全日本に特別な想いを持つ足立

4回の途中からマウンドに立ったエース近野佑樹(法3)も5回と1/3を投げきり1失点と全日本大会前に最終調整をいい形で終え、チームは9ー4で快勝した。

▲全日本大会でもエース近野の力投に期待だ

今試合で目立ったのが大会中不調に悩まされ、久しぶりのスタメンとなった主軸選手の活躍である。今大会初安打を放った伴野の他にも、4試合ぶりのスタメン出場となった佐藤は3安打の猛打賞を記録した。この活躍の背景には「初心を見つめ直し、無心で試合に臨むこと」を池田監督から学んだことにあるという。クリーンナップに立つ打棒の存在感は大きい。「自分が結果を出してこそ、チームの結果につながる」と語った佐藤が悔しさを糧に躍動することが期待される。

▲不調からの抜け出しを感じさせる猛打賞の佐藤

第1試合を最後に悪天候で延期となっていた全日本大会。2ヶ月の間に着実な進化を遂げている。5年ぶり13度目の全国制覇を目指して中大準硬式野球部は全員野球で全日本大会へ挑む。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

中 大 400 200 003=9

日 大 102 000 001=4

◆お知らせ◆

次戦は9月27日、天竜球場にて行われる対同志社大戦となります。試合開始は11時30分を予定されています。

(記事、写真:塩ノ谷太樹)