• Twitter
  • facebook
  • instagram

難敵国士大を撃破!準決勝進出ー第62回関東地区大学準硬式野球選手権大会 対国士大戦

3月23日 上柚木球場

準々決勝に駒を進めた中大。相手は難敵国士大と一つの山場を迎えた。試合は初回先発の近野佑樹(法2)にアクシデントが起き、急遽大澤魁生(商4)がマウンドへ上がる。3回には守備の乱れから先制を許すなど序盤は国士大ペースで試合が進む。しかし5回に羽渕達哉(商2)と林部庄吾(商3)の連続適時打で同点に追いつくと6回には山本優輝(文4)の適時打で勝ち越す。そして6回途中からマウンドにに上がった林部が見事なピッチングで残りのイニングを抑え、5―4で逆転勝利。準決勝進出を決めた。

 ▲1回途中からマウンドに上がった大澤

初回まさかの事態が起こる。先発の近野が負傷のため打者に1球も投じることなくマウンドを降りた。急遽登板した大澤だったが初回からいきなりピンチを迎える。1死二塁から右前打で一、三塁とされてしまう。長打が出れば複数得点の状況だったが続く中軸二人を打ち取り、なんとかピンチを逃れた。しかし3回には2死二、三塁から内野安打と悪送球の間に2点を先制される。「今日は試合を作れなかった」と制球に苦しみ、自分のリズムで投げられなかった大澤。4回に右越え適時二塁打を浴びると、6回にも適時打を放たれマウンドを降りた。▲中前適時打を放つ林部

打線は序盤相手の好投手を前に苦戦するも3回裏に羽渕の中前適時打で1点を返す。すると5回には2死から幸喜健太朗(商2)が死球で出塁。続く羽渕の右翼戦適時二塁打、林部の中前適時打で2点を上げる。そして6回にも1死一、三塁から捕後逸により同点に追いつき、山本の内野安打で勝ち越しに成功する。6回途中からマウンドに上がった林部はストライク先行の安定した投球を披露。7、8、9回と相手打線をきっちりと抑え、5―4で勝利を収めた。

▲勝ち越し打を放つ山本

「点を取られてもこっちも取り返し、食らいついていけた」(池田監督)と前半中大は劣勢な状況が続いたが耐えて、徐々に追い上げ、6回に勝ち越すという試合巧者ぶりを発揮した。
失点に繋がるミスなど課題は出たものの、今のチーム状態は非常に良い。「次の試合に勝つと勝たないとでは全然違う」(池田監督)と明日の準決勝は非常に重要な一戦となる。中大らしい野球を見せ、なんとしても勝利を掴みとってほしい。

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

国士大 002 101 000=4

中 大 001 022 00×=5

◆お知らせ◆

次戦は3月24日、上柚木球場にて國學大との試合が行われます。試合は13時開始予定です。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部