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連載第75回・女子ラクロス部

連載第75回目は女子ラクロス部です!女子ラクロス部は昨年度、リーグ1部昇格を果たし、今年は創部初となる1部の舞台で戦います。今回は、これからの女子ラクロス部を担っていく三留彩音(文3)と北元志歩(商3)に独占インタビュー。ラクロスの魅力や部活動についてお話を伺ってきました。お二人の熱い思いがとても伝わる取材となりました。

*この取材は3月2日に行われたものです。


笑顔で取材に応じてくださった三留(左)と北元(右)

――まず初めに自己紹介をお願いします

三留 文学部3年、主将の三留彩音(みとめ・あやね)です。

北元 商学部3年、主務の北元志歩(きたもと・しほ)です。

――ラクロス部に入ったきっかけは何ですか?

三留(始めから)女ラクに入ろうと思っていたわけではなかったんですけど、何かスポーツをやりたいと思っていて。入学式の日に1個上の先輩から声をかけられたので行ったら、仲いい子も出来たし楽しくて。もうここしかない!という感じで決めました。

 北元 高校でテニス部のマネージャーをしていて、マネージャーをもう一回やりたいという思いがありました。勧誘を受けた4つの部会を見に行って、正直女ラクは、全然人がいなくて、組織も整ってないみたいな感じがありました。でもまだまだこれから、っていうところが楽しそうだなと思って入りました。

 

――北元さんは競技はしない感じですか?

北元  私はやらないです。

三留 (新歓期の)体験会やった?

北元  うん、やった。1回だけ(笑い)。

 

――お互いの印象はどうですか?

三留 しほ(北元さん)は、ラクロスにめっちゃ熱いイメージ。熱い女みたいな。プレイヤー以上にラクロスの事を考えているというか。プレイヤーがもっと考えなくちゃいけない所までここはこうあろうよみたいに考えてくれて。そのラクロスに対しての姿勢が、私の気持ちも奮い立たせてくれます。

北元(私が)言うのは簡単だからね(笑い)。

――三留さんの印象は?

北元 いい意味で一般人というか。主将と聞いて思い浮かべるような主将ではないんですよ(笑い)。
ラクロスが部で1番うまいというわけでもない中で、がむしゃらに初心者のところから上手くなろうとする姿勢とか、不安がある中で主将を受け入れてくれてやってくれる所とか。
リーダーみたいな人は背中で見せる、みたいな人だと思うんですけど、みと(三留さん)は自分の意見はあまり言わないような。

三留 たしかに(笑い)。あんま言わないね。

北元 あまりみと(三留さん)の意見は聞いたことがなくて、みんなの意見をすごくよく拾ってくれて。でも(練習メニューの)12分間走とかでは部員の中で1番の記録を出すようなかっこいい主将です。

三留 なんかありがとう(笑い)。

 

――ラクロスの魅力は何ですか?

三留 初めて見た時に思ったのは、スピード感がすごくあるなと思いました。動きとしては、サッカーとかバスケみたいな感じだなと思ったんですけど、ボールのスピードは、目が追いつかないみたいなイメージはあって。スピード感みたいなところはラクロスの魅力なのかなって思います。

北元 ラクロスって大学スポーツという側面が結構あって、大学でやり始めて、だいたいの人が大学で終わっちゃうんですね。大学でやり切るみたいな面で、自分の技術だけではなく、組織力とか、一人一人の思いとかチームのまとまりとかが結構勝敗を左右してくるな、と。4年間でどこまで仕上げられるかっていうところが、結構面白いスポーツなのかなと思います。

三留 確かに!(笑い)

 ――現在の女子ラクロス部の体制を教えてください

 三留 今は、55人部員がいます。新4年生が20人、新3年生が17人、新2年が18人。昨年が80人だったので、また新入生が入ってきてどうなるかなと。練習は朝の7時からです。6時ぐらいから準備のために1年生が学校に来てくれて、6時半くらいに、部員が集まってくる感じです。1限に授業がある人は、8時40分くらいに抜け始めて、学校に行くみたいな形ですかね。

――放課後は?

北元 放課後は自主練習という形で、グラウンドが空いている時間にパラパラ人が集まってやっています。

――部の雰囲気はどのような感じですか?

三留 毎年、部の発足時に何らかの課題がある中でそこから仕上げていく、チームの組織として出来上がっていくという感じがあって。今はまだ、仕上げに向かってどうやっていくか、もちろん一人一人全員が熱く一つの方向に向いていたほうがいいと思うので、今そうじゃないという人たちをどうやって拾っていくのか、っていうところは同期でもちろん話しますし、こういう4年生でありたいねって同期で話して、チームの雰囲気作りはやっていますね。

――今年の目標は何ですか?

三留 今年から1部で戦っていくので、初めて日本一を目指せるということで本当に夢のような舞台だと思っています。もちろん目指すからには「日本一」と同期で話して決まりました。

 

――最後に、色紙にそれぞれの意気込みを書いてもらえますか?

▲意気込みを書いて下さった二人

――なぜこの(色紙の)言葉を選んだのですか?

三留 「満足しない」というのを、個人的にもチームの結果的な面でも挙げていて。このままでいいやっていう思いが一番、自分の成長にもつながらないし良くならないなと思っているので、もっとこうしたいっていうのを、自分で出していければいいなと思っています。

北元 今年勝てるところまでは絶対勝つ、当たり前なんですけど、次の代に残すものとして大切なものなのかなって思います。その方が来年もっと勝てると思うので、チームとして完全燃焼するっていうことと、自分自身のマネージャーの仕事で、まだ課題が残っているのでこのまま卒業したくないなと。やれることは全部やり切りたいです。

— —今日はお忙しいなか取材に応えて下さりありがとうございました。

今年度の女子ラクロス部の活躍が楽しみです!

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部