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1、2年生のみのスタメンで勝利をつかむ!ー第73回全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンドグループステージ 第2節 四国学大戦

2024年12月15日 ひたちなか市総合運動公園スポーツ広場2

 

▼スタメン

GK

小野 耀路(経2)

DF

常藤 奏(経2)

中光 叶多(商1)

西岡 隼平(経1)

鷹取 駿也(法2)

MF

小川 雄輝(経2)

岡野一 恭平(商1)→田邊 幸大(経1)

尾川 丈(商1)→武本 射雅(経3)

岡崎 大智(経1)→佐藤 陽輝(商2)

FW

古川 大洋(経1)→田中 幹大(商3)

遠山 湧斗(経2)→杉山 耀建(国経3)

 

▼試合結果

◯中大4ー2四国学大●

得点者:遠山(前半10分・39分)、古川(後半12分)、田邊(後半25分)

 

グループリーグ突破を目指し、勝ちを重ねたい中大。スターティングメンバーが1、2年生のみで構成され、心意気新たに試合に臨む。

開始10分、遠山がペナルティーエリア内で相手DFに倒され、PKのチャンスを得る。冷静にゴール右側にシュートを放ち、先制する。

▲PKを決めた遠山

先制点を決めても中大は攻撃の手を弱めない。続く前半20分、相手DFの間を尾川がドリブルで切り抜け、パスを受けた古川がラインギリギリからシュートを打つもバーに弾かれる。いい流れが続く中、小川のシュートがGKにはじかれ、セカンドボールを拾われる。ロングパスでカウンターを受け、ゴールを決められる。

同点に追いつかれたが中大は攻めの姿勢を崩さない。動画39分、中盤からワンタッチでパスを回し、抜け出した遠山がペナルティーエリア外からシュートを放ち、2点目を獲得。リードを保ったまま後半に折り返す。

▲いい動きを見せた小川

後半が開始され、両サイドを利用し攻撃を仕掛ける。後半12分、左サイドから上がったクロスが相手選手にあたりコースが変わる。ボールが落ちた先には古川。一度トラップして落ち着いてゴールを決めた。

続く同25分、自陣から相手のすき間を縫ってパスをつなぎ、サイドからの素早いパスを受けた田邊がDFに囲まれた状況からシュートを打ち、4点目を決める。

しかし相手もただでは転ばず、5分後に自陣でのパスミスをとがめられ、1点を返される。その後は中大ボールの時間が続き、4-2で試合が終了した。

 

▼試合後コメント

宮沢監督

-今日の試合を振り返って

今日もゴールを奪おうという目的を持ってやりましたが、4点取れたということは非常に良かったと思います。攻撃力を上げたい、得点力を上げたいという課題に対していろんなチャレンジができてよかったのではないかなと思います。まだまだミスが多かったり、決めきれるところをミスしてしまったりというのはあったので、そこをもっとたくさんゴールを取れるようにしていきたいなと思っています。

-スタメンを1、2年生で固めた意図は

あまり意識はしていなかったですが、結果的に1、2年生になってしまったという(笑)。前回の試合からちょっとメンバーを変えて、全員にチャンスを与えたいと思った結果こうなりました。

―次節に向けて

最終戦なので、勝って決勝トーナメントに行けるように頑張りたいと思います。

 

遠山選手

-今日の試合振り返って

本当にサッカーの原則的な球際だったり走ることだったり、セカンドボールというところで相手より劣ってしまって、ああいう本当に不甲斐ないゲームをしてしまったというのはありますが、結果的に勝ったというのはポジティブに捉えてもいいかなと思います。ただ、自分たちが目指す場所でやると考えた時には、今日のゲームは本当に忘れてはいけない試合だったなというのは痛感しました。

-得点シーンを振り返って

1点目は隼平(西岡選手)が背後に流してくれて迷いましたが、相手が足を出してくれたので引っかかってラッキーでした。PKも冷静に見極められて決められたのでよかったです。2点目は背後を狙うことを意識したので、何回も続けたからこそいいところに来たのでシュートも強いのを打てました。でももっと厳しいコース狙えたかなと思いました。キーパーに触られていたので。結果的にそういう背後だったり、前へな強い意識がああやってゴールに結びついたのでよかったなと思います。

-2試合連続ゴールについて

自分自身インカレの対戦で決定機を外して、チームを勝たせられずにこっちのリーグ来たので、もっと貪欲にゴールを狙うべきだと思うし、今チームとしても点が取れる選手が求められているので、2点では足りないと思います。もっとボールを呼び込めるし、もっとシュートを打てるし、もっと貪欲にならないといけないと思います。どんどん上を見て、目指すところはもっと先なので、現状に満足せずにやっていきたいです。

-スタメンに新4年生がいない中の試合をしてみて

今まで頼ってしまうところがあったので、だからこそ今日立ち上がりが悪くなってしまったし、今日の場合だと自分たちがピッチの中で最上級生なので、声で鼓舞するのもそうですし、もっとプレーで示さないとだめだなと思いました。

ー次節に向けて

まだ出るかわからないですけど、出たからには本当に攻撃の面で他との違いを作り出すというのと、チームとしては優勝目指しているのでしっかり一人一人責任感を持って、チームを代表として出てるので勝ってトーナメントにいけるようにしたいです。

 

常藤選手

-試合を振り返って

今日は新4年生がいなくて新2、3年生だけだったのですが、切り替えのところだったり球際のところだったり、基準のところがまだまだ甘かったです。こんな試合をしていたら来年関東リーグで痛い目見るだろうし、もっともっとクオリティを上げていかないといけないし、満足出来る内容ではないです。

-キャプテンとして試合に出た感想

マークを巻いたからといって背負うものというか、マークの重みは重々承知はしていますけど、そこまで気負う必要なく、いつも通りチームを鼓舞して自分のやれるべきことを率先してやっていこうかなという気持ちでやりました。

-2失点してしまったことについて

2失点もしてしまうと、関東リーグの筑波さん(筑波大)だったり明治さん(明大)だったり、攻撃のクオリティがもっと高い相手に対してはもっと失点してしまう可能性があると思います。この大会は地方から集まっているチームが多いので、どの試合もゼロで抑えられるようにしていかないといけないと思います。

-次節に向けての意気込み

誰が出るかまだわからないですけど、1戦1戦準備して、この大会を優勝して終われるように準備していきたいと思います。

 

(記事:吉田弥生、写真:石井悠樹)

 

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