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攻撃の形は作るも、1点遠く開幕2連敗ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第2節 対東洋大戦

2023年4月8日 会場非公開

▼スタメン

GK

猪越 優雅 (商4)

DF

中嶋 基至 (文3) → 西村 湧志 (経2)

牛澤 健 (経4)

加納 直樹 (経4) → 石橋 衝 (文3)

青木 奏人 (法4)

MF

砂田 匠 (文2) → 小川 嵩翔 (商3)

佐藤 悠平(商4) → 大窟 陽平 (文3)

山﨑 希一4)

FW

加納 大 (商3) → 持山 匡祐 (商2)

田中 幹大 (商2)

星野 創輝 (商3)

試合結果

  • 中大0―2 東洋大

得点者:清水 祐輔 (前半38分)、小野田 龍剛 (後半14分)

開幕節は、後半に先制するものの10分間で3失点し1部の洗礼を浴びた中大。今シーズン初勝利を目指しアウェー東洋大戦に挑んだ。

 

▲東洋大戦のスターティングメンバー

前半15分、山﨑がハーフライン付近からドリブルでペナルティエリア近くまで突破しシュートを打つもキーパーには阻まれる。

▲ドリブルで駆け上がる山﨑

同24分またも山﨑がドリブルで相手陣内へ侵入し星野へパスするもこれは合わず。

同38分FKを直接決められ失点。同43分ペナルティエリアへ侵入されGKと1対1のピンチになるも猪越がこれをセーブし、追加点を許さず、前半は先制され0―1で折り返した。

1点を追いかける展開で迎えた後半は序盤から東洋ペースで試合が進み、同14分に失点し2-0と厳しい状況になる。1点を返し反撃の狼煙を上げたい中大は同24分GKからのボールを山﨑が受けるとドリブルで2人を抜き、ペナルティエリアまで侵入しシュートを放つ。このこぼれ球を田中が押込みゴールネットを揺らすが、判定はオフサイドで得点とはならなかった。

 

▲惜しくもオフサイドとなった田中のシュート

同35分カウンターを食らうも大窟、石橋の対応でシュートまで持って行かせなかった。


▲ビルドアップに参加する石橋

同37石橋から縦パスを小川がターンし西村へパスする。西村がクロスを上げ山﨑が折り返すも、中の選手には合わずシュートまで持って行けない。

 

▲ドリブルで仕掛ける西村

同41分スローインから西村がクロスを上げるもペナルティエリア内の持山、田中には届かず跳ね返される。チャンスを作るもゴールネットを揺らすことができず0-2で試合終了。中大は開幕2連敗となった。

結果は2-0でスタッツとしては東洋大が11本のシュートに対し中大はわずかに1本であったがスタッツほどの差はなかった。

山﨑が左サイドの突破力は言わずとも中大の強力なストロングポイントだろう。またFWの田中、星野は高さだけでなくポストプレーからの斜めに切り込むドリブルが見られるもなかなかシュートまでもっていくことが出来なかった。「1部の戦いにビビって逃げてしまっている」と監督が語るように戦えているのにもかかわらずのゴール前などの部分でボールを失わないようにしようとするプレーが多かった。次節は、同じ昇格組である日大戦。勝利を掴み波に乗って欲しい。

試合後コメント

宮沢監督

――試合を振り返って

前節、流経に負けてしまって今節は何としてでも勝点3を取ろうという意気込みで挑んだのですが、残念な結果になってしまいました。前半の戦いの中でやるべきことができずにゴテゴテになってしまった。この前もスローインからセットプレーからやられているので、その対策はしてきたんですけどそこから点を取られてしまって、なかなかウチのリズムができなかった。ただ、後半の残り20分はウチのサッカーができたので、やっぱり自信というものをもっともっと持って、プレーしないといけないと話をしました。ちょっと相手に対して、1部での戦いでビビってしまったり逃げてしまったりというのがあったので、そういうところはもっともっと、たくましくならないといけない。

ーー東洋大が人数をかけてきた場面が多かったと思うが

自分たちが積極的にアグレッシブにプレーしないとああいうふうになる。やさるべきことをやれば、後半みたいな戦いができる。それを最初からできるようにしなければいけないと思います。

ーー攻撃面では山﨑選手などのように1人で突破していく選手が目立っていた。そこは求めているところか

そうですね。どっちもですね。自分でドリブルで仕掛けるところもそうですし、仲間とコンビネーションで崩していくのも大事ですし。それが合わさって得点を奪いたかったですけど、そこは練習でやっていくところなのでそれを結果に結び付けられるように頑張っていきたい。

ーー次節・日大戦に

いま2連敗している状況なので、日大は昨年一緒に1部に上がったライバルチームなので、次はもっといい準備をして勝点3取れるようにやっていきたいと思います。

猪越選手

――今日の試合を振り返って

俺らがうまかったり強かったり個人個人の能力で言ったら1部の中でかなり低いチームだと思うので、それを一人一人もっとチームのために身を粉にして戦わなきゃいけなかったのかなと思う。正直強い相手ではなかったと思うのでのくらいの相手にいくらメンバーがいないとはいえこのようなゲームにしていたら次も同じような結果になってしまうので改善したい。

――今日の反省点

0-2で決定機を作れず反省点だらけですが、やっぱり守備のところです。前回3点取られて2試合で5失点してしまっているのでやっぱりもっと全員で組織的な守備ができないと1部ではやれないということを結果からもわかるので組織として守れるようにならないといけない。

――次節の日大戦に向けて

ホーム開幕戦で絶対勝たないといけない試合だと思うのでなにがなんでも勝つという気持ちで練習から強度を上げて必ず勝ちたいです。

次節は4/15に中央大学サッカー場で日大戦です。

(記事:石井悠樹、写真:奥村杏、石井悠樹)