2021年10月10日 日体大世田谷キャンパス
6日に約3年ぶりに1部リーグで勝利をあげた中大の相手は早大。激しいDFの早大に負けない力強いプレーで、逆転した第2クオーター(Q)後半からリードを一度も許さずそのまま91―75でリーグ戦2勝目をあげた。
スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)
第1Qから早大の3点シュートが炸裂するが、「落としたボールは全部拾って決めるつもりでやった」と#47吉田が長身を生かしたシュートで相手にリードを簡単には許さない。取っては取られての繰り返しとなり、15-17で第2Qへ。
▲ブロックショットをみせる#47吉田。攻守に渡り存在感を見せた
エースの#21渡部が流れを変える。相手チームからのマークをものともしないカットインでファールをさそい出し、フリースローからチャンスを作る。フリースロー、ゴール下のシュートを確実に沈め逆転に成功した。
▲本日もチームトップの19得点の#21渡部。エースは着実に進化を見せる
中大が5点リードで出迎えた第3Qは両チーム3点シュートが炸裂した。早大の星川が3本連続で3点シュートを決めるも、中大はこのQだけで6本の3点シュートを決め流れを渡さなかった。最終Qも攻撃の手を緩めず91―75でリーグ戦2連勝となった。プレー時間は短かったものの、終盤には1年生の#16栃木俊亮(商1)、#11オヌ太郎(商1)が登場し、新戦力のこれからの活躍も楽しみとなった。
リーグ戦2連勝をあげた中大の次の相手は強豪筑波大。#21渡部は「自分たちのDFからのバスケができたら少なからず勝つチャンスはある」と述べた。強豪相手とはいえ、確実に進化を遂げている中大なら良い試合を見せてくれるだろう。中大らしいバスケットに期待したい。
◆試合結果◆
○中大91(15-17、23-16、32-23、21-19)75早大●
◆お知らせ◆
次戦は10月17日(日)15時から日体大世田谷キャンパスにて行われます。対戦相手は筑波大です。
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(記事:鎌田怜穂、写真:江渕光太)