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10人で攻勢も同点弾奪えず敗戦ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第14節 東洋大戦

2024年9月21日 中央大学多摩キャンパスサッカー場

 

スタメン

GK

岩瀬 陽(経3)

DF

常藤 奏(経2)

原 圭佑(商3)

長澤 圭剛(文4)→鈴木 登偉(商4)

大野 篤生(経4)

MF

湯谷 杏吏(経4)

小川 嵩翔(商4)

岡野一 恭平(商1)

FW

持山 匡佑(商3)→古川 大洋(経1)

加納 大(商4)→田中 幹大(商3)

星野 創輝(商4)→尾川 丈(商1)

 

▼試合結果

  • 中大1―2東洋大○

得点者: 岡野一 恭平(前半20分)

 

リーグ戦再開となる今節はホームに東洋大学を迎えての一戦になった。中大はリーグ戦4位対する東洋大は5位と上位進出に向け負けられない試合には、J2リーグ栃木SCに内定した星野や7節の明治戦ぶりのリーグ戦スタメンとなった持山を起用し試合に臨んだ。

▲先発出場の加納(提供:中央大学学友会サッカー部)

最初にチャンスを作ったのは東洋大。前半3分にDFからのロングボールを頭ですらし、そのこぼれ球を拾いミドルシュートを放つも岩瀬がセーブ。同12分中大がDFラインでのビルドアップからペナルティアーク付近でフリーになった加納につなぎ、強烈なミドルシュートを放つも相手キーパーのファインセーブに阻まれ先制点とはならず。 その後は徐々に中大のペースになりボール保持しながら試合を進める。同20分中大に先制点が生まれる。自陣左サイドでのボール奪取から前線の星野につけ広いスペースのある右サイドに展開。加納のDFラインと相手キーパーの間を通す技ありのクロスをファーから走りこんだ岡野一が角度のない位置から合わせ先制。

▲先制点を決め喜ぶ岡野一と加納(提供:中央大学学友会サッカー部)

このまま試合を優位に進めたった中大だが、同24分ロングボールでDFラインの裏を取られ同点に追いつかれる。その後一進一退で試合が進むが、同34分右サイドからのクロスの処理を誤り逆転を許す。そして前半は1―2のまま後半へと折り返す。

中大はハーフタイムに交代を入れずに後半を迎える。そして中大は開始早々にサイドからチャンスを作る。しかし惜しくもシュートにはつながらず。その後攻め手が二転三転する状況が続き、同13分に中大はまたもサイドからチャンスを作りシュートを打つも得点できず。同15分には中大は退場者を出してしまい、10人での戦いを強いられた。そして、中大ベンチは同18分に鈴木を投入する。しかし数的不利になったものの、中大は一進一退の攻防を繰り広げ、同28分にサイドをパスワークで突破するもラストパスは通せず、その直後のコーナーからもチャンスを作るも得点を決めることができない。同33分には田中と尾川を投入する。その後チャンスを作れずに中大ベンチは同38分に古川を投入する。その2分後に古川がミドルシュートを狙うもキーパーに阻まれる。

ミドルシュートを狙う古川

その直後にも中大は中央を連携で突破しシュートを打つもキーパー阻まれる。最後まで攻め続けるもゴールを割ることができずに1-2で試合終了。惜しいシーンが多かっただけに悔しい結果となった。

 

▼試合後インタビュー

宮沢監督

̶̶試合を振り返って

立ち上がりは良かったです。自分達の良い形で得点が取れてスタートは良かったのですが、その後の2失点がもったいなかったです。後半は退場者を出しましたが、どちらが10人か分からないような最後まで諦めない戦いをできた選手は素晴らしかったと思います。ただ負けてしまったのでこの悔しいものをまた次につなげていきたいと思います。

̶̶ハーフタイムの指示

ビルドアップのところで相手の4枚、2枚のところを剥がせればもっと決定機を作れるという話をしました。相手のプレッシャーに対してどうやって攻めていこうかという話をして、そこを整理できたので後半はより勢いを持ってやれたのでそこは良かったと思います。

̶̶退場者が出てからの指示

4-4-1でブロックを作りながらやっていこうという話をしました。攻め込まれると思っていましたが、逆にうちが攻め込んで多くの決定機を作ることができたので、それを決めきれるようにまた練習していきたいと思います。

̶̶次節に向けて

国士舘大は勢いのあるチームですので、その相手に対して今日の後半のようなゲームをして次は勝ち点3を取れるように頑張りたいと思います。

星野選手

——試合を振り返って

夏中断して、みんなで守備とかビルドアップとかの形を積み上げてきたものを前半すごい良い形で出せて先制点まではすごい理想の展開だったんですけど、自分たちのはずっと変わらない一瞬の隙とか自分たちのミスでひっくり返されたのは痛かったのかなと思います。後半も変わらず自分たちのペースだったし、そのなかで退場者が出てしまったけど、最後まで点を取るチャンスはあったので誰の責任とかではなく、全員の責任だと思います。

——ハーフタイムの監督からの指示は

守備も攻撃も良い形だったから失点は勿体無いけど、全然ひっくり返せるチャンスがあるから、立ち上がりからみんなで勢いもってやっていこうって感じでした。

 

(記事:野田将吾 木村匡翔 写真提供:中央大学学友会サッカー部)

 

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<次節情報>

9/28(土)18:00 vs国士舘大学 @国士館大学楓の杜キャンパスサッカー場