2022年９月17日 日大総合体育館
秋季リーグ６戦目。前回の明大戦で初黒星となった中大は立大と対戦した。前半からシュートを連発し流れをつかむと勢いそのまま18ー12で前半を折り返した。後半は相手の速攻が続き一時２点差まで追いつかれるも粘りのプレーを見せ36ー33で勝利。今大会4勝目を上げた。
▲主将の久保寺歩夢（文４）
開始早々、エースの蔦谷大雅（法４）がシュートを決めると流れは一気に中大に。その後瑞慶山充貴（法２）のサイドシュートや蔦谷のシュートフェイントからの泉本心（法２）のゴールなどが次々と決まり前半10分までに７－２と大きくリードした。タイムアウト後、相手に２連続得点を決められるも上山陽平（総３）の７㍍スローが２度決まり、武器であるディフェンスも輝き、18－12とリードの状態で前半を終えた。
▲得点を量産した伊禮雅太（法３）
迎えた後半は点を取り合う展開が続いた。蔦谷や伊禮のシュートが次々と決まり、後半18分にはGKの野上遼真（総３）が７㍍スローをセーブするなど勢いをつけた中大。しかし後半20分に差し掛かると速攻が武器という立大がその実力を見せ、４連続得点を許し流れをつかまれ、一時２点差までその差を縮められてしまう。だが中大も華麗なパス回しで着実に得点を重ね粘りのプレーを続け、最後はエース蔦谷のジャンプシュートが決まり36ー33で試合を終えた。
今回の試合を振り返り蔦谷は「この前の試合で負けてしまい雰囲気が少し悪かったんですけど今日勝ててほっとしています」と語り、エースとしては「苦しいときに点を取ってチームを盛り上げられるようにしたい」と話した。また伊禮は今日の試合について「勝てたので良かったが得点を取れるタイミングでミスがあったので明日はそこを修正したい。また、ここから負けられない戦いが続くので勝ち切れるように頑張りたい」と反省と意気込みを語った。次戦の対戦相手は春リーグ１位の筑波大学。秋リーグ後半戦、インカレに向けてよい流れをつくるためにも勝利を飾ってほしい。
◆試合結果◆
〇中大36（18ー12、18ー21）33立大●
◆コメント◆
蔦谷大雅選手
ー今日の試合をふりかえって
この前の試合で負けたので、雰囲気をよくしようと言っていて、自分たちのハンドボールを徹底して、ミーティングして試合に臨みました
ー秋リーグ折り返しだがチームの雰囲気はどうか
自分は途中から合流したんですけど、この前の試合で負けてしまったので雰囲気は悪かったんですけど、今日勝ててほっとしています。雰囲気はインカレに最後持っていけるように仕上げていくんでこれから残り3試合も全部勝てるようにみんなで頑張っていきたいです
ーエースとしてどのように試合を引っ張っていきたいか
苦しいときに点を取ってチームを盛り上げられるようなエースになりたいです
ー明日へ向けて
明日は筑波で前回は勝っているんですけど、そこで逆に余裕を持つのではなくて、相手春リーグ1位なので、しっかり相手の対策を練って中大らしく守って速攻でどんどん点を決めていきたいです
（記事：小幡千尋、写真：片岡芹奈）
Twitter（@chudaisports）
Instagram（@chuspo_report）
