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不調の中でも強さを見せて激戦を制し、勝利 -全日本学生ハンドボール選手権大会 対高松大戦

2023年11月5日 函館大学付属有斗高等学校体育館

全日本学生ハンドボール選手権大会2回戦。大会3連覇を目指す中大は高松大と対戦。序盤は連続得点でリードするも「シュートを外してしまうことが多くて点差が開かなかった」(実方監督)と振り返るように14-13で前半を折り返し、後半も接戦が続いたが連続得点で試合を制し見事勝利。3回戦に進んだ。▲7㍍スローを決める髙橋侑吾(文3)

上山陽平(総政4)の先制点で試合はスタート。髙橋、扇谷蓮(商3)が続いて点数を重ね中大が勢いに乗る。ディフェンスでも伊禮雅太(法4)が相手からボールを奪う活躍を見せ積極的に攻めることで点差を広げていく。しかし前半の試合が進むにつれシュートミスやパスミスが目立つようになり、ゴールを決められずにいる中で高松大に4連続得点を決められる。相手に攻められ続け、14-13と僅差まで詰められたまま前半を終える。▲パスをする伊禮颯雅(法2)

後半も「相手のキーパーが凄かった」と髙橋や野上遼真(総政4)が話すようにシュート本数自体は多いもののシュートを高松大のキーパーに止められ得点出来ず、さらには守備のミスやパスミスも重ね後半15分頃には同点、そしてついに後半16分頃には逆転を許してしまう。ここで中大は温存していたエースの泉本心(法3)を投入する。泉本は10月28日までパリ2024オリンピック男子アジア予選に出場しており疲労を考慮して今試合は出場する予定はなかったと実方監督は話すも予想外の接戦にやむなく出場することになる。しかしその後も一進一退の攻防が続く。1点ビハインドの後半22分頃ついに泉本の今試合初得点が決まると髙橋、伊禮雅も続き3連続得点を決める。さらに後半25分頃にも3連続得点を決め試合を決定づけた。そのまま28-25で試合終了。▲得点に沸く選手たち

下馬評通りとはならず予想外の接戦になるも「逆転された時も負けるとは全く思わなかった。」と実方監督も自負する最後に決め切る底力を示した中大。次戦の相手は早大だ。秋季リーグでは敗れている早大へのリベンジに期待したい。

◆試合結果◆


〇中大28(14-13、14-12)25高松大●

◆お知らせ◆

次戦は11月6日(月曜日)に函館アリーナで行われる対早大戦です。

(記事;今村志歩、佐伯真生 写真;山崎あきこ、丸尾彩華)

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