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先制弾のルーキー山崎「悔しい結果」痛恨の2失点ー関東大学サッカーリーグ戦 1部 前期第8節 対筑波大

12月2日 会場非公開

 

スタメン

GK 21坪井湧也(商3)

DF 3深澤大輝(経4)、27牛澤健(経1)、12塩﨑悠司(経3)、15岡井駿典(法2)

MF 19村上達哉(文4)後半40分、36坂本康汰( 経1)、7髙岸憲伸(文3)、26田邉光平(法1)

FW 35栗山且椰(商1)→後半33分、42小島偉央(商3)、8本間椋(経4)後半40分、23平尾拳士郎(経2)25山崎希一(経1)後半45分、22鈴木翔太(文2)

 

試合結果

中大1-2筑波大

得点者:山崎希一(18分

 

今節は前期第8節の延期試合として開催された。中大と対戦したのは後期第6節で敗北を喫した筑波大。試合前、塩崎は「今日はどんな形でも勝つしかないという気持ちで試合に入りました」と語っており、今節へ懸ける思いの強さがうかがえた。

試合開始のホイッスルが鳴り響き、前半がスタートした。立ち上がりから一進一退の攻防が続く。18分、深澤主将が相手からボールを奪うと、すかさず髙岸へパスを供給。パスを受け取った髙岸は、絶好のポジションにいた山崎の背後へボールを送り、このボールを山崎が豪快にシュート。GKの頭上を通過し、ネットを揺らした。山崎の活躍で先制点を獲得した中大は、さらにチームの勢いを加速させていく。

33分、筑波大のシュートを深澤主将が阻むも、これが手に当たる痛恨のミス。相手にPKのチャンスを与えてしまい、放たれたボールはGK坪井を超えてネットへ吸い込まれていった。その後、守備陣は前半終了まで集中を切らすことなく失点を抑え、前半は1-1と引き分けた。

▲先制ゴールを決めたルーキー山崎

反撃ののろしを上げたい後半。果敢に相手へプレッシャーをかける中大は60分、髙岸が華麗なドリブルで相手をかわし、シュートを放つ。これは惜しくもゴールの枠から外れてしまい、得点にはならず。78分、中大はチームの機運を高めるべく栗山に代わり小島をピッチへ投入する。

しかしその矢先、悲劇が起こる。80分、鋭いCKをGK坪井がすかさずブロックするも、こぼれ球に反応した筑波大に隙を突かれ、得点を許してしまう。これに負けじと85分、村上に代わり坂本を、本間に代わり平尾を試合へ投入する。「良い流れまではいっても流れを掴みきれなかった」(塩崎)と手ごたえ感じるもチャンスを活かすことができない。そして試合終了のホイッスルが鳴り響く。中大は1-2と悔しい敗戦に涙をのんだ。

▲試合終了まで、全力でピッチを駆け回った塩崎

本試合で先制点を獲得した山崎は試合後「チームに貢献し勝利することを念頭に試合入りをしていました。悔しい結果になってしまいましたが、試合はあと5試合残っているので、切り替えて頑張りたいです」とコメント。リーグ降格圏脱出へ向け、最後まで諦めることなく全力でプレーしたいところだ。

次節は12月6日、AGFフィールドにて暫定10位の法大と対戦する。

 

記事:「中大スポーツ」新聞部

写真提供:中央大学サッカー部