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奮闘するも流れを掴めず今季3つ目の黒星─秋季関東大学バレーボールリーグ戦 対東海大

2024年10月13日 小田原アリーナ

スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃 (商4)
2 MB 澤田晶(総4)
27 OH 尾藤大輝 (経1)
18 OH 舛本颯真 (総2)
4 MB 山根大幸 (商4)
5 S 村上連 (経4)
20 L 土井柊汰 (文2)
12 L 山田凛玖 (商3)

 

中大は(取材当時)7勝2敗と同じ状況で並ぶ東海大と対戦。前日のストレート勝利の勢いに乗りたい中大だが、相手の多彩な攻撃に押し込まれ今季3つ目の黒星となった。

 

第1セットは東海大のミドルを使った攻撃に苦戦し、立ち上がりから5連続得点を奪われた。タイムアウトを挟んだ中大は柿崎のブロックや尾藤の鋭いスパイクで得点差を縮めていく。中盤には舛本の力強い攻撃も決まり、11ー10と中大が一歩前に出た。その後は互いに譲らないラリーが続くが、勢いに乗りきれず1セット目を奪われた。

ラリー中に何度も好レシーブを見せる土井

第2セットが始まってすぐ、柿崎、尾藤が続けて相手のブロックに捕まる。相手に流れを掴まれそうになるが、舛本のブロックの不意をつくフェイントが決まり体制を立て直した。その後は中大は2点ビハインドで試合が進む。終盤に九冨がサービスエースを決め22ー24となるが、相手がセットポイントを取り第2セットを落とす。

流れを変えるトスを上げる九冨

後がない第3セット、スタメンを一部変更した中大はここから巻き返しを図る。序盤は一進一退の攻防が続くが、第2セットの途中から入った九冨がまたもサービスエースを決めて流れを作った。さらに梅本のパワーのあるスパイクや土井のディグが光り、一気に24ー20まで持っていく。最後は舛本の叩きつけるような攻撃が決まり第3セットを手にした。

得点を決めるエースの舛本

第4セットは序盤から積極的な攻撃を仕掛ける中大だが、スパイクアウトが重なり相手に連続得点を許す。1回目のタイムアウトを要求した中大だが、相手のサービスエースやミドルの速い攻撃が決まり早くも6ー12のダブルスコアとなる。澤田のクイックや尾藤の攻撃で追いつこうとするも、流れに乗り切れず苦戦を強いられた。マッチポイントを握られると、最後は相手の攻撃がブロックを超えてコートに落ち第4セットを奪われ敗戦となった。

中大は天皇杯・皇后杯ブロックラウンドを挟み、リーグ最終日に現在負けなしの早稲田大と対戦する。厳しい状況が続くが、11月から開幕する全日本インカレに向けてさらにギアを上げていく彼らに期待したい。

 

試合結果◆                                                  ●中大1 (22ー25、22ー25、25ー21、13ー25)3 東海大○

コメント

今日の試合を振り返って
土井
昨日結構完璧に近い入りだったり中盤から終盤まで良い雰囲気だったが、今日は入りの時点で調子が悪くて1本も返らず相手の勢いにのまれてしまった。

舛本
自分たちが調子が悪く、出だしから良くなかった。

 

最終戦に向けての意気込み
土井
今日は自分たちの1番悪いところが出たので、最後はベストの状態に持っていって早稲田に勝って、全カレに向けて勢いをつけていきたい。
舛本
映像をしっかり振り返って修正をして、最終戦は1番良いコンディションで迎えられたらなと思う。

 

◆お知らせ◆

次戦は10月27日(日)に日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館で行われる対早稲田大戦です。

(記事:加清容子、波多江紗希 写真:関拓斗、加清容子、波多江紗希)

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