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岡田区間8位!地元背負い3選手が好走─第30回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会

2025年1月19日 広島県・広島市~廿日市市

第30回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(以下、都道府県駅伝)が19日に行われ、各都道府県の代表として選ばれた中学生から社会人の選手が広島の地に集った。中大からは3区に並川颯太(法1)、岡田開成(法1)、7区に吉中祐太(文3)が出走した。


 今大会初出場となった並川は京都府代表として出走し、全体順位は落としてしまったものの区間22位の走りを見せた。「初めて挑戦する区間が格上の選手ばかりの区間ですごく緊張した」とレース前の気持ちを明かしたが、大きくスピードを落とすことなく走り抜いた。箱根駅伝ではエントリーされたものの本番での出走は叶わず気持ちを完全に切り替えるのは難しかったというが「気持ちよく走ることができた」と満足げだった。

▲初出場を果たした並川颯太

 大阪府代表として出走した岡田は、中大のOBである吉居大和氏(令6卒・現トヨタ自動車陸上長距離部)や中野翔太氏(令6卒・現Honda陸上競技部)などスター選手が集まる3区で区間8位の好走を見せた。6位で襷を渡されたが順位を3つ上げ3位で4区へつないだ。箱根駅伝が終わってから約2週間後のレースだったが、自身の走りについて「思ったよりリズムも良く、中大のOBの方々と一緒に走れたので楽しかったです」と笑顔を見せた。

▲区間8位と快走した岡田開成

 山口県代表の吉中はアンカー区間である7区を任され28位でフィニッシュし、チームの目標であった「20番台」の達成に貢献した。箱根駅伝後あまり調整せずに出場したというが、レースを終え「思った以上に走れてよかった」と振り返った。今年は最高学年、副将としてチームを引っ張るが、「後輩とのコミュニケーションを僕がやってチームをうまく作っていけたら」と目標を語った。

▲アンカーを務めた吉中祐太

◆大会結果◆
①長野県…2:16:55

⑧京都府…2:18:58(3区㉒並川颯太…24:14)

⑨大阪府…2:19:01(3区⑧岡田開成…23:49)

㉘山口県…2:22:13(7区㉖吉中祐太…38:12)

 

◆コメント◆

並川颯太(法1)

―今日のレースを振り返って
この大会自体、僕は出走が初めてなんですが、初めて挑戦する区間が、社会人とか格上の選手ばかりの区間ですごく緊張したんですが、最初から守りに入ってもしょうがないので、最初からかなり突っ込んで入って、ある程度耐えることはできたのでよかったかなと思います。

―今日のレースプラン
最初突っ込んで、あとはどれだけ粘れるかというところだったんですが、中盤あたりでかなり大集団が来て、そこにちょっと付いていけなかったというのが、まだまだ自分の実力不足だなと思います。

―最後の出走レースからの調子は
箱根に向けて練習していたので調子は上がっていたんですが、箱根直前で走ることができなくなってしまって、気持ちの面でモチベーションがなくなった部分はあったんですが、都道府県駅伝に選ばれていたので、全部切り替えるのはちょっと難しかったんですが、かなり切り替えることはできて、今日は気持ちよく走ることができました。

 

岡田開成(法1)

―今日のレースを振り返って
箱根後初のレースということで、練習の一環として出たんですが、思ったよりリズムもよく中大のOBの方々と一緒に走れたので楽しかったです。

―今日のレースプラン
付き添いの葛西潤(旭化成 陸上部)さんから突っ込んで粘ってラストスパートあげろと言われたので、その通りに頑張りました。

―レースの展開は予想通りだったか
思ったより前の方で来たんですが、逆にそれがモチベーションが上がって良かったなと思います。

―箱根走ってからの調子や調整の面は
調整というか、調子は上がるとかなくて、ただ練習を積んで距離を踏むということだけをやってきてたので。 調子はわからなかったですがその中でも走れてよかったです。

 

吉中祐太(文3)

―レース振り返って

山口県の目標が20番台というところで、僕が(襷を)もらった時は31位か30位くらいだったので、 1つでも上に上げようと前を追って走りました。

―今日のレースプラン

大きい集団で来たらその集団で行こうと思ってたんですが、集団がそんなに速くなかったので、1人でガンガン前を追っていこうと思って走っていました。

―箱根からの調子や調整
今回は丸亀が1番狙ってるレースなので、全く調整せずに出させてもらってるんですが、箱根が終わってからも疲労が出てうまく走れないことがあったんですが、今日は思った以上に走れてよかったなと思います。

―4年生としてチームを引っ張っていく立場になるが
今年から副キャプテンという立場になるので、 競技面はキャプテンの(吉居)駿恭(法3)が色々やってくれると思うので、後輩とのコミュニケーションだったり、そういうところを僕がやって、チームをうまく作っていけたらなと思っています。

 

(記事:琴寄由佳梨 写真:大畠栞里、功刀萌恵、琴寄由佳梨、土屋日向、藤本佳野)

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