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連勝ならず 雨中の攻防で東洋大に惜敗-第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第6節 東洋大戦

▼試合結果


2025年5月6日 東京都・中央大学多摩キャンパスサッカー場

JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第6節
中央大学 東洋大学
中大得点者:-

 

▼スターティングメンバー
GK 岩瀬 陽 経4 興國高
DF 常藤 奏 経3 興國高
DF 中光 叶多 商2 サンフレッチェ広島ユース
DF 16 西岡 隼平 経2 興國高
MF 牧嶋 波亜斗 経3  名古屋グランパスU18
MF 武本 射雅 経4 興國高
MF 14 尾川 丈 商2 川崎フロンターレU18
MF 15 藤井 日向 商4 関東第一高
MF 19 杉山 耀建 国経4 狭山ヶ丘高校 
FW 10 持山 匡佑 商4 静岡学園高
FW 11 田中 幹大 商4 川崎フロンターレU18
▼選手交代
14 尾川 丈 23 新 鉄兵(商3) (後半24分)
武本 射雅 19 遠山 湧斗(経3) (後半32分)
11 田中 幹大 北浜 琉星(経3) (後半36分)
19 杉山 耀建 17 淵上 涼太(経4) (後半36分)
10 持山 匡佑 鷹取 駿也(法3) (後半48分)

 

堅守破れず無得点


前節の流経大戦では堅い守備を見せウノゼロ勝利を飾った中大は連勝に向け東洋大をホームに迎えた。前節から中2日と厳しい試合日程かつ試合前に降った雨でボールが止まりやすい難しいコンディションだったがスタメンの変更はなく同じ11人でこの一戦に臨んだ。

▲試合前に円陣を組む選手たち

立ち上がりの主導権を握ったのは東洋大。前半9分、自陣深い位置でボールを失った中大は、右サイドからのカットインシュートを許すも、これはCKに逃れた。その後も中大は自陣でのパス回しからリズムを作り攻撃につなげようとするが、なかなかシュートまで持ち込めない展開が続く。前半19分には、ペナルティエリア内でファウルを犯してPKを献上。一度はポストに助けられたものの、跳ね返りを押し込まれ、先制点を奪われてしまう。

反撃に転じたい中大だったが、雨の影響でボールが止まりやすく、また東洋大の堅守にも阻まれて決定機を作れない。個人技で左サイドを突破した杉山がクロスを上げる場面もあったが、相手DFにブロックされてしまう。

▲キレのあるドリブルを見せた杉山

失点以降は互角の展開を見せ、前半は0-1で折り返す。

後半に入ると、中大はDFラインからロングボールを使って裏を狙う攻撃を増やすが、東洋大DFの対応に阻まれ、なかなかチャンスを生み出せない。後半4分にはロングボールのこぼれ球を拾われ、ピンチを迎えるも、GK岩瀬が好セーブ。さらに続くこぼれ球も体を張ってキャッチし、追加点を許さなかった。

後半21分には、相手陣内深くまで攻め込んだ中大が、ゴールに背を向けて待っていた田中へパス。田中が反転してシュートを放つも、GKの好守に阻まれる。直後の22分にもミドルシュートを放つが、惜しくも枠の外。

後半は中大が押し込む展開が続いたものの、最後までゴールを奪うことができず、そのまま0-1で敗れた。試合後、佐藤コーチは「良さも出たが足りないところもしっかり出た。どっちに転ぶかわからないゲームで相手に流れを渡してしまった」と振り返った。

▲試合後の選手たち

 

▼試合後コメント


佐藤創コーチ

―今日の試合を振り返って
こっちは連勝を目指してて、前回も苦労した中で勝てたので、今回も「勢いに乗る」じゃないですけど、自分たちでゲームを作って勝ちを目指していきました。東洋さんは前節負けていて、どうしても勝ちたいというところで、相手の守備の集中力とかで上回られちゃったかなと思います。ただ、こっちも狙ったようなチャンスをいくつか作れた中で決められなかったところもあります。あと失点がPKで取られていて、守備の対応も今シーズン、課題になっている部分でもあるので、それが出ちゃったなというところです。 良さも出たけれど、足りないところもしっかり出たなと。どっちに転ぶかわからないゲームで相手に流れを渡しちゃったのかなというところが率直な感想です。

―次節に向けて
やっぱり上位に入っていくためには連敗は絶対にできないし、こういうふうに勝っていれば、上位に入っていくというゲームは去年落としているので。まずは、できていることはできていることで自信に変えて、できていないことは整理して、次のゲームまず連敗しないように勝って、上位も入っていけるように準備していきたいと思います。

 

(記事:野田将吾 写真:大澤晶)

 

▼次節情報


5/11(日)14:00 第7節 vs桐蔭横浜大学 @レモンガススタジアム平塚